• コラム

2021.05.12

全館空調のメリット4つ!富士市の注文住宅会社が解説します

全館空調を住宅に取り入れる方は年々増えてきています。

それもそのはず、全館空調には様々なメリットがあるからです。

弊社をはじめ全館空調をすすめている住宅会社も多いため、関心が高い方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、注文住宅で全館空調を採用するメリットを4つご紹介します。
1から解説するので、参考にしてください!!

 

□そもそも全館空調とは何かをご紹介!


 

近年より注目されてきている全館空調ですが、そもそもどんな特徴があるのでしょうか。
ここでは、その特徴を見ていきましょう。

 

全館空調とは、住宅内の空調を1台の機械で管理するシステムです。
通常のルームエアコンで空調管理する際は、各部屋に1台ずつエアコンを設置するため住宅全体で複数台設置することになりますよね。
そのため、エアコンの台数分の室外機が必要です。
全館空調の場合は住宅全体で1台しか機械が必要ないため、室外機も1台で済みます。

 

弊社では、全館空調を推奨しております。
ただ全館空調を導入するだけでなく、設計や間取りを平面ではなく球体で考え、全体のバランスを見た上で最適なプランの提供を心がけております。
富士市周辺で、全館空調を採用した住宅をお考えの方は、一度弊社までご相談ください。

 

□全館空調のメリットをご紹介!


上記で全館空調とは何かをご紹介しました。
住宅全体の空調管理を1台の機械だけで行うのが、最大の特徴でしたね。
ここでは、全館空調のメリットを4つ見ていきます。

 

1つ目は、住宅全体の室温を一定に保てることです。
全館空調を使うと、居室はもちろん、廊下やトイレ、玄関、脱衣所までどの空間でも最適な温度を保てます。
部屋同士の温度差がなくなることで、ヒートショックや熱中症を防げます。

ヒートショックとは、冬場に暖かい場所から寒い場所に移動した際に、急激な気温差が原因で血圧が大きく変動することを指します。
血圧の変動によって、脳梗塞や心筋梗塞が起こりやすくなるのです。

皆様の中には、年中欠かさず湯船につかる方も多いですよね。
湯船につかると、血圧の変動が大きくなります。
特に浴室や脱衣所でヒートショックが起こりやすいと言われています。
全館空調を導入すると、快適な生活になるだけでなく、ヒートショックのリスクも下げられるでしょう。

 

2つ目は、すっきりした空間が実現できることです。
すでにご存知の通り、全館空調を導入すると各部屋にエアコンを設置する必要がありません。
そのため、壁や天井がスッキリとした印象になります。
エアコンを設置しないだけで、一気に生活感がなくなるので、スタイリッシュな部屋にしたい方には特におすすめです。

また、室外機を何台も設置する必要がありません。
外観は住宅の第一印象を決めるので、スッキリとした印象になるのは嬉しいですよね。

 

3つ目は、間取りの幅が広がることです。
エアコンを各部屋に取り付ける場合、冷暖房効率を最大限に上げるために間仕切りやドアを設けます。
しかし、全館空調なら冷暖房効率を意識しすぎる必要はありません。
これまで無理だと諦めていた吹き抜けや大空間LDKも、全館空調で実現できるかもしれませんね。

 

4つ目は、空気清浄や室内干しの機能があることです。
全館空調に高性能なフィルターを付けることで、住宅全体を常に綺麗な空気環境に保てます。
雨や花粉がひどい日には部屋干しする方が多いですが、部屋干しは臭いが気になってしまいますよね。
しかし、全館空調だと嫌な臭いがすることもありません。

 

□全館空調のデメリットは近年改善されてきている!


 

上記で全館空調のメリットをご紹介しましたが、どんなものにもデメリットはありますよね。
もちろん、全館空調にもデメリットはありますが、近年それが改善されてきています。
ここでは、デメリットと改善されている状況を説明します。

 

1つ目は、初期費用やメンテナンス費用が高額であることです。
例えば、導入費は200〜300万円とされています。
これはあくまでも平均費用ですが、負担が大きいと感じる方もいらっしゃいますよね。
この他にも、年間保守費やフィルター交換でお金がかかることもあります。

しかし、最近では住宅自体の性能が上がったことで空調のパワーがそれほど大きくなくても済むようになりました。
そのため、各メーカーで初期費用やメンテナンス費用が下がってきています。

 

2つ目は、光熱費が高いことです。
少し前までは、家族4人で全館空調を使った場合に月2〜3万円の電気代がかかっていました。

しかし、高気密高断熱の住宅が当たり前になったことで、熱効率が上がりました。
それに加え、各メーカーが熱を効率よく使える技術を開発しています。
現在では、全館空調の光熱費は、各部屋でエアコンを複数台使う場合と同じくらいで済むようになったのです。

 

□まとめ


 

本記事では、注文住宅で全館空調を取り入れるメリットをご紹介しました。
メリットの中には、室温が均一になることや空気清浄の機能があることなど、生活をより快適にしてくれる要素がありましたね。
また、デメリットは近年改善されているため安心して導入できるでしょう。
ぜひ、検討してみてくださいね。