• コラム

2021.08.15

注文住宅でできる防音対策5選!快適な住まいを手に入れましょう!

新築で家を建てても騒音が気になれば気も休まらないですよね…

外からの音だけでなく、ご自宅の中から響く音で近隣に迷惑をかけていないか心配になるケースも多いでしょう。

本記事では、注文住宅でできる防音対策を5つご紹介します。

富士市周辺に注文住宅をご検討の方は是非ご一読ください!!

 

□一戸建てで音が気になるケースをご紹介


 

新築に住み始めてよく聞く不満が騒音です。
これには、ご自身の住宅内からの音が気になるケースと外からの音が気になるケースがあります。
それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

まず1つ目の室内からの音が気になるケースです。
足音をはじめ、室内でのアクションが大きな音になって気になることがありますよね。

具体的には、洗濯機や掃除機の音や料理中の音、子供の足音、お風呂での音が気になることが多いです。
室内で音が響く原因には、間取りの組み合わせや材質、構造が挙げられます。
その中でも、上階のある木造住宅や吹き抜けのある住宅はどうしても音が響きやすいのです。

 

次に2つ目の外からの音が気になるケースを見ていきましょう。
代表的な外からの音には、工事現場や商業施設、幼稚園などの教育施設、道路や線路からの音があります。
また、近隣からの生活音や声が気になることもあるかもしれません。
このような音は、一度気になり始めると、落ち着けなくなりますよね。

 

□防音対策の基本的な考え方を3つ解説!


 

ここまでは、一戸建てで音が気になるケースを2つご紹介しました。
原因がわかったところで、防音対策をしたいですよね。
ここでは、静かな家を作るときに参考にしたい考え方を3つご紹介します。

 

*「防音性」とは?


 

防音は、音が漏れるのを防ぐという意味を持ちます。
防音性を高めるための方法として、防音効果の高い建材や壁を使う方法があります。

実は、「吸音性」や「遮音性」もこの防音性に含まれます。
それぞれ違う特徴があるので見ていきましょう。

 

*「吸音性」とは?


 

吸音とはその名の通り、音の伝わりを吸収することです。
それによって音の反射をブロックする役割があります。
皆さんは、学校の音楽室や録音スタジオの壁にゴツゴツした突起物や穴があるのを見たことがありませんか。
その突起物や穴の部分で音を吸収しているのです。

 

*「遮音性」とは?


 

遮音とは、空気で伝わる音を遮断することです。
つまり、伝わってくる音を遮音効果の高い材質を使って遮断し、外に漏れるのを防ぎます。
よく使われる素材には、コンクリートや石膏、鉄板があります。

 

□注文住宅でできる防音対策を5つご紹介!


 

ここでは実際に、注文住宅を建築する際にできる防音対策をご紹介していきます。
これから新築を建てる方は参考にしてみてくださいね。

 

1つ目は、気密性と断熱性を高くすることです。

高気密高断熱の住宅は、気密性の高い外壁で外からの音を遮断します。
そして、そこで跳ね返しきれなかった音を断熱材が吸収します。
上記でご紹介した遮音性の高い住宅なのです。
特に近隣住宅との距離が近くて、外からの音が心配な方は高気密高断熱の住宅を目指しましょう。

弊社では、アイシネンと呼ばれる高性能な断熱材を使用しております。
特別な防音工事をしなくても、ある程度の騒音をシャットダウンできます。
アイシネンがあれば、ゆったりとしたリラックスできる時間を過ごせますね。

 

2つ目は、防音性の高い建築構造を選ぶことです。

防音とは、音が漏れるのを防ぐということでしたね。
防音性の高い建築構造とは、RC造やSRC造をはじめとした鉄筋コンクリートが挙げられます。
この構造は、鉄の骨組みにコンクリートを流し込んでいることから、密度の高さが特徴です。
これにより、防音性が高くなるのですね。

反対に木造建築は、通気性の良い木材を使用しているため鉄筋コンクリート造と比べると遮音性が低くなります。
木造建築を検討している方が多いと思いますが、その場合はカーペットや防音ゴムを活用すると音が響くのを防止できます。
家具の配置など、屋内の工夫次第で防音対策ができるでしょう。

 

3つ目は、間取り選びで騒音を軽減することです。

構造だけでなく、間取りなどの屋内の設計でも防音対策できます。
例えば、子供部屋の配置を工夫することです。
子供部屋はどうしても騒がしくなってしまうことが多いですよね。
そのため、長く過ごすリビングの上には子供部屋を配置しないようにすると良いかもしれませんね。

また、トイレや洗濯機、浴室などの水回りも騒音が発生しやすいですよね。
これらの音は、家の中だけでなく近隣とのトラブルにもつながりかねません。
寝室やリビングから遠ざけ、隣の家と近いところに配置しない工夫が必要ですね。

 

4つ目は、騒音が伝わりやすいところを部分別に対策していくことです。

騒音が伝わりやすいところと言えば、天井や床、壁があります。
これらの部分を二重構造にすることで、室内外からの音漏れを防げます。

また、窓や玄関をはじめ出入り口も音が発生しやすい場所です。
窓の大きさや位置にはこだわると良いですよ。
窓の位置を隣の家からできるだけ遠い場所にすると、お互いの家から出る騒音を軽減させられます。
大きさはできるだけ小さい方が良いですが、採光に影響がでないように周辺環境まで考慮しましょう。
その他にも、二重窓や二重サッシ、複層ガラスで窓の気密性を高めることも有効です。

また、出入り口の近くに洗濯機がある場合は注意しましょう。
室内からの音が漏れやすくなりますので、防音ドアが必要かもしれませんね。

 

5つ目は、畳で遮音性を高めることです。

畳が必要か迷っている方も多いですよね。
実は、畳に使用されるイグサには吸音効果があります。
室内で騒音が気になりそうな方は、和室を設けてみても良いかもしれません。

 

□まとめ


 

本記事では、注文住宅でできる防音対策をご紹介しました。
新築に住み始めてからではなく、建てる前に対策ができると良いですよね。
弊社では、お客様のご要望を大切にし、理想の住宅を建てていきます。
富士市周辺に一戸建てをお考えの方は、弊社で理想の注文住宅を実現させましょう。