注文住宅でよくある失敗とは？失敗しないためのコツ3選

ほとんどのお客様は初めて家づくりに取り組みます。
当然わからないことだらけです。
だからこそ後悔や失敗をする方が大勢いらっしゃいます。

そのために私たちがいるのですが、工務店やハウスメーカーの言われるがままにならないためにもお客様自身も多少知識をつけておくことをお勧めしています。
そこで今回は、注文住宅でよくある失敗と失敗しないためのコツ3つをご紹介いたします。

1. □注文住宅でよくある失敗をご紹介
2. □失敗しないためのコツ3つとは？
3. □まとめ

□注文住宅でよくある失敗をご紹介

注文住宅でよくある失敗はどんなものがあるのでしょうか。
ここでは、場所別によくある失敗をご紹介します。
ご自身の家づくりの時は同じ失敗をしないように、ぜひ把握しておきましょう。

まずは、間取りと収納に関する失敗です。
注文住宅で最も多い失敗がこの失敗になります。
間取りは生活のしやすさに直結するところです。
この間取りが生活しやすいというわけでなく、ご家庭に合った間取りにすることが最適でしょう。

生活習慣やライフスタイルを考えてみてください。
例えば、家族全員の出勤や登校をする時間が重なっているとしたら、朝に密集する場所ができないようなつくりにすることが大切です。
また、家事のことも考慮する必要があり、洗濯機のある場所と、洗濯物を干す場所、そして収納する場所は近い方が楽に家事ができます。

収納に関しては、足りないだけでなく、多過ぎたことでも後悔につながります。
また、収納を設置する場所や形状でも違ってくるでしょう。
設置する場所は、収納物を使う場所の近くに収納することです。
形状に関しては、奥行きを広く取り過ぎたら奥のものが取れなくて困るといったことが挙げられます。

続いては、仕様や設備に関する失敗です。
代表的なものは、冷暖房効率があります。
断熱性や気密性の低い家にしてしまうと、冷暖房効率が悪く、光熱費が高くなってしまいます。
また、大空間のリビングやリビング階段なども開放感がありますが、冷暖房の効率が悪くなってしまうかもしれません。

弊社では、断熱材にアイシネンというものを使用しています。
アラスカのとても寒い地域でも採用されている高性能な断熱材ですので、冷暖房効率はご安心ください。

仕様や設備の次に多い失敗は、デザインや設計に関してです。
なかでも、デザインがイメージと異なるものになってしまったという声を聞くことがあります。
この原因としては、外壁や屋根、フローリングや壁紙などを選ぶ時に写真や小さなサンプルを見て決定していることにあります。
写真や小さなサンプルだと、実物と異なるように見えることもあるでしょう。

外壁や屋根、壁紙などを選ぶ時は、できるだけ大きいもので確認することをおすすめします。
また、モデルハウスや実際に同じ素材が使用されている家を見に行くことも有効です。

風通しや日当たりもとても大切なポイントです。
周りに大きい建物が多かったり、建設中のビルがあったりすると、風通しや日当たりが思ったよりも悪いことがあるかもしれません。
土地選びの段階から慎重に確認すると良いです。

設計に関わる部分だけでなく、費用面でも後悔の声はあります。
よくあるのは、予算をオーバーしてしまうことやメンテナンスのことを考慮してなかったことです。

家を建てようと思うと、住宅ローンを借りる方がほとんどでしょう。
ただ、住宅ローンで支払える部分と、ご自身で用意する部分があります。
自己資金もある程度貯めておくことが大切です。

また、家を建てた後も定期的なメンテナンスをする必要があります。
メンテナンスのことも考えて、耐久性や性能を確認し、素材を選択することが大切です。

□失敗しないためのコツ3つとは？

上記では、注文住宅でよくある失敗をご紹介しました。
そのような失敗をしないためのコツは何なのでしょう。

1つ目のコツは、家族やライフスタイルの変化に応じて変えられる間取りにすることです。
上記でもご紹介したように間取りに関する失敗はとても多いです。
間取りは、将来的に変えることを想定していなかったら、変えるのが難しく不便を感じたまま生活する必要があるために失敗と思われる方が多いのでしょう。
そこで、初めから家族やライフスタイルが変わることを前提として、変えられるような間取りにすることをおすすめします。

2つ目は、理想にこだわり過ぎないプランにすることです。
マイホームをつくることに、憧れを抱いていた方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、そこで理想ばかりを追い求めてしまっては、快適な家とは離れてしまうかもしれません。

3つ目は、使いやすくて好みを反映した収納を設置することです。
やはり収納を考えることは大切です。
整理整頓されていて、きれいな家は気持ち良く日々を過ごせます。
趣味や好きなものを楽しめる空間にするためにも、よく考えて収納を設置しましょう。