- コラム
2020.02.24
子育てを意識した住宅の間取りについて紹介します!
「住宅の購入を考えており、子育てを意識した間取りにしたい。」
住宅を購入する際、子供のことを考えて間取りを決める方は多いと思います。
東大生の多くはリビングで勉強していたというデータがあるようです。
今回は、子供がリビングで勉強できる間取りを中心に、子供にとって有効な間取りについて解説します。
□リビングで勉強できる空間を
子供にとって、メリットのある間取りを検討しているのであれば、リビングにキッズスペースを設けることをおすすめします。
あるアンケートによると、日本の中でトップクラスに勉強ができる東大生は100人中76人が子供の頃にリビングで勉強していたようです。
もちろん、リビングで勉強することが、必ずしも成績につながるとは言えませんが、良い成績を取るためのメリットが多くあるということです。
そこで、子供がリビングで勉強するメリットについて解説します。
□リビングで勉強するメリット
リビングで勉強することがなぜ好成績に繋がるのか、データとして明確な原因が分かっているわけではありませんが、
リビングで勉強することのメリットはいくつか考えられます。
3つに分けて説明していきましょう。
1つめは、わからない問題があったときに、すぐに質問できることです。
子供は、わからない問題があると、勉強をつまらないと感じ、集中力がきれ、勉強が嫌いになってしまうことが多いようです。
その結果、勉強しなくなってしまい、成績が下がってしまうことにつながります。
わからない問題があったときに、解き方や考え方を教えてもらえる環境が近くにあれば、スムーズに勉強できるようになるようです。
2つめは、リビングには教科書をたくさん広げられる十分広さがある机があることです。
勉強机は、棚がついていたり、物を置いたりして、十分なスペースを確保しにくいです。
十分なスペースを確保できないと、教科書を机に広げる際にストレスを感じやすいというデータがあります。
しかし、リビングのスペースが十分確保できる机であれば、ストレスを感じず、のびのびと勉強ができます。
3つめは、親の監視が適度な緊張感を生み出すことです。
子供は、1人でいるとどうしてもだらけてしまうことが多いようです。
しかし、リビングという親がいる空間で勉強すれば、監視されているという緊張感を得られ、1人で勉強するより集中して勉強できます。
□スキップフロアを利用する
ただわざわざ勉強する場所をリビングに設けることは贅沢に感じると思いますし、
リビングで勉強されると夕飯の準備が進まなくて困るなど、中々現実的ではないかもしれません。
そこでアリアンスでは、キッズフロア(キッズステーション)と呼ばれるいわゆる「スキップフロア」という空間をご提案しています。
階段を4、5段上がったところにある空間です。
ここにちょっとした空間を設けることで、リビングを邪魔することなく、子どもが勉強する場所を確保できます。
弊社で人気のある設計の一つです。
□まとめ
子育てを意識した間取りにするには、リビングで勉強できる環境を整えることが有効であることは理解していただけましたか。
一概には言えませんが、子供が困ったときに親がすぐにサポートできる環境は子供のためになりやすいです。
子供のための間取りについて気になっている方は、本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。