- コラム
2020.03.11
新築で和室は必要なものなのかどうか?作るなら知っておきたいポイント
新築住宅の購入を検討している方で、和室を採用しようか迷っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも和室にどのような特徴があるのか知らない方も多いと思います。
そこで今回は、和室の特徴について解説します。
□和室のメリットとデメリットとは?
*メリット
和室には、いろいろなメリットがあることはご存知でしたか?
和室最大のメリットとして、汎用性が高いことが挙げられます。
使用用途は多岐にわたり、食事スペースとしてや、居間としても使用できる非常に万能な部屋となります。
また、和室では畳が使用されます。
畳の素材であるイグサは人をリラックスさせる効果があるので、快適な住宅となるでしょう。
他にも、畳には調湿効果があるので、湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いときは吸収していた水分を空気中に放出してくれます。
和室は日本人にとって最適であることは理解していただけたでしょうか。
*デメリット
上記で和室のメリットについて解説しましたが、もちろんデメリットも存在します。
デメリットとしては、メンテナンスする必要があることが挙げられます。
和室は、畳やふすま、障子など時間が経過すると傷みやすい素材が使用されている部分が多いです。
そのため、定期的にメンテナンスをしなくてはなりません。
しかし、メンテナンスはフローリングなどでも定期的に行う必要があるので、特別費用がかさんでしまうといったことはないのでさほど気にする必要はないでしょう。
□理想的な和室とは?
和室の特徴について解説しました。
これを読み、新築住宅に和室を採用したいとお考えになった方もいらっしゃると思います。
しかし、どのような和室が理想的なのかわからない方は多いと思います。
そこで、弊社が考える理想的な和室について解説します。
弊社では、和室を作る際、吊り押し入れをおすすめしています。
吊り押し入れにすることで、奥行きが広がり、部屋が広く見えます。
また和室とフローリングを同じスペースに設ける場合は、和室をフローリングよりもやや高く作ることをおすすめします。
やや高く作ることで、少し腰をかけられるようになるからです。
家はほとんどの場合、一生涯住み続けることになります。
理想的な和室は人それぞれかもしれませんが、
お年を召しておじいさん、おばあさんになった時も住みやすい、居心地の良い家に設計しておくに越したことはありません。
□まとめ
和室には、日本人が落ち着くための特徴が多く備わっています。
畳やふすまはメンテナンスする必要がありますが、負担が軽いので一度検討してみてはいかがでしょうか。
また、当社は人間工学をもとに住宅設計をしているので、高齢になっても住み続けられます。
何かわからないことがあればお気軽にご相談ください。