• コラム

2020.05.12

吹き抜けのある家におすすめ!リビング階段について富士市の住宅会社が解説します!

「吹き抜けのある開放的なお家に住みたい!」
注文住宅を建てる際に「開放感」を意識する人はとても多いです。
開放感と言われると吹き抜けを連想してしまいますが、実はもっと工夫をすればより開放的を手に入れることが可能です。
今回は一例として、リビング階段という手法をご紹介します。

 

□リビング階段とは


 

リビング階段とはリビング内に階段が設置された間取りのことを良います。
この間取りは十数年前くらいから急激に人気が出始め、今では一般的な間取りとして私たちの住宅に普及しています。

ではなぜリビング階段は人気になったのでしょうか。
それにはいくつかの理由が考えられます。

 

□リビング階段のメリット


例えば、リビング階段を設置するとリビングが広く見えるというメリットがあります。
これは視覚効果といって人間が本能的に感じる効果になります。
おそらく階段があるとその分だけ部屋が広く見えるからでしょう。

また、リビング階段があることで家族が顔を合わせる機会も増えます。
このようなメリットから近年は、リビング階段が流行しているのです。

 

□リビング階段は吹き抜けと相性が良い


 

先ほどリビング階段の特徴について解説しましたが、実はリビング階段は吹き抜けとも相性が良いです。
リビング階段の部分がすでに2階と空間的につながっているので、全部吹き抜けにしてしまった方がよりスッキリします。

リビング階段と吹き抜けを組み合わせる1番のメリットは、開放感が高まることです。
リビング階段単体でも開放感があるのに、さらに吹き抜けも組み合わせるので、開放感を取り入れたい人にはたまらないでしょう。

また、リビング階段の手すりをスチールなどの軽い素材に変えればさらにおしゃれになります。
スチールは素材のイメージが軽いので、全体的にまとまりのある雰囲気に仕上がるでしょう。

 

□リビング階段のデメリットと注意点


 

ここからは、リビング階段を導入するとなった場合に、どのようなことに注意して設計をすれば良いのかを解説していきます。

まずは、生活動線の問題です。
例えば、子どもさんがお友達を家に連れてきた場合を想像してみましょう。
リビング階段はリビングと一体となっているために、もし子供部屋が2階に設置した場合リビングを一度通過する必要性がでてきます。
これは、テレビをみている最中に子どもが走って移動したりすると、友達を注意しようにもできないのでストレスになることがあります。

子どもがよくお家で遊ぶ場合は、あらかじめ子供部屋は2階にして、トイレなども2階にまとめておくと解決できるかもしれません。
このように、リビング階段の開放感がデメリットになってしまうこともあるので注意しましょう。

 

 

また、小さなお子さんの安全面の問題も忘れてはいけません。
リビング階段は、家族が最も長い時間過ごすリビングに危険な階段を設置するということです。
これは、特に小さいお子さんにとっては転倒の危険にもつながります。
そのため、お子さんがまだ小さいうちは階段のところにストッパーを設けるなど工夫をしましょう。
リビング階段は、リビングに階段があるので小さなお子さんがおられるご家庭では、特に安全に注意する必要があります。

さらに、思春期のお子さんにとってはリビング階段という間取りは迷惑に感じるかもしれません。
リビング階段ではその間取り上、子供部屋に行く前に必ず家族と顔を合わせることになります。
そのため、反抗期や思春期のお子さんと顔を合わせるのが気まずくなることもあるでしょう。
むしろそのことをメリットと捉える見方もありますが、それが嫌な人は、この点に関しては少しばかり我慢する必要があるかもしれません。

ただ、リビング階段にはデメリットもありますが、それを差し引いてもまだ余りあるほどの魅力があります。
ぜひ、吹き抜けのあるお家をご検討の方は合わせてリビング階段も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

 

□弊社は人間工学や建築医学に基づいた住宅の提案をしています


 

弊社は住む方のことを真剣に考えた住まい設計をしています。
例えば、普段はリビングとダイニングが一体となっている和室を来客の際に締め切る必要があるとしましょう。
この場合、和室を締め切ってしまうと開放感がなくなり狭く感じてしまいます。
このような場合でも、弊社は人間工学や建築医学に基づいて狭く感じない工夫をいたします。
今回の事例では、和室を吊り押入れにして視線を対角に伸ばすことで、空間の狭さを感じさせない間取りを採用しました。

このように、万が一間取りに不満や改善点が見つかった場合でも、弊社は解決策を親身になって考え、決して妥協しません。
そのため、リビング階段を設置して万が一何か問題が発生しても、弊社では経験や知識を元に全力で解決策をご提案させていただきます。

 

□まとめ


 

今回はリビング階段について解説してきました。
開放的な空間を求めている方には、リビング階段と吹き抜けは特におすすめしたい組み合わせです。
もしこの記事を読んでもっと詳しくお話を聞いてみたいと思った方は、ぜひ富士市で注文住宅の新築を承っている弊社にご相談ください。