• コラム

2021.07.29

新築にかかる費用を3種類ご紹介!建物以外にかかる費用も忘れてはいけない!

家を建てるときに1にも2にも気になるのはやはり「金額(費用)」ですよね…

実は新築の注文住宅にかかるのは、建物の工事費だけではありません。

費用内訳を見ると、建物以外にかかる費用があるのです…

本記事では、新築を建てる際にかかる費用について、一般的な内訳とともにご紹介します。
資金計画についてもお話しするので、これから新築を予定している方は参考にしてくださいね。

 

□新築にかかる費用をご紹介!


 

ここでは、新築にかかる費用を見ていきましょう。
皆さんは、本体だけの費用を考えて資金計画を立てていませんか。
実は、新築にはそれ以外にもかかる費用の種類が2つあります。
それぞれを見ていきましょう。

 

まずは、皆さんもご存知の本体工事費用です。
これは、建物を建てるための費用で、総費用の75〜80パーセントを占めます。
例えば、基礎工事や仮設工事、木工工事をはじめとした基礎や構造づくりが含まれます。
その他にも、外装や内装、電線や配管工事なども本体工事費用です。

 

次に、付帯工事費用です。
これは、上記の建物本体以外の工事にかかる費用を指します。
総費用の15〜20パーセントを想定しておくと安心です。

具体的には、外構工事に含まれる塀や門、駐車場、庭をつくる費用がこれにあたります。
その他にも、カーテンやエアコンの購入・取り付けも付帯工事費です。

もし、購入された土地にもともと建物が建っていた場合は、その建物を解体する費用がかかります。
また、新築では地盤調査や改良が大切ですが、その際の費用も付帯工事費に含まれます。

 

最後は、諸費用です。
この費用は、建物本体やその周辺の建築以外にかかるものです。
総費用の5〜7パーセントほどを想定しておきましょう。

建築工事費用以外にどんな費用があるのか疑問に思われますよね。
例えば、印紙代や手数料などの契約に関わるものから、住宅購入に際して発生する税金があります。
また、住宅ローンを契約する際にも費用がかかることを把握しておきましょう。

新築が完成したら引っ越しますよね。
また、新居で新しく家具を揃えることもあるでしょう。
そのような費用まで考えた上でプランニングすることが大切ですね。

 

□現金で支払う必要のある諸費用を詳しくご紹介!


上記では新築にかかる費用についてご紹介しましたが、その一部は現金で支払う必要があります。
それが諸費用です。
ここでは、諸費用についてさらに詳しく見ていきましょう。

 

1つ目は、登録免許税です。
これは、登記にかかる費用です。
登記の種類は、建物の特徴を示す「表示登記」や所有者を示す「所有権保存登記」、住宅ローンを借りる場合の抵当権を示す「抵当権設定登記」があります。

 

2つ目は、印紙税です。
印紙税は、建築会社との間に締結する建築工事請負契約書の作成に必要なものです。
契約書に収入印紙を貼って、それを印鑑で消印すると納付できます。

 

3つ目は、不動産取得税です。
これは、新たに住宅を建てるなどして不動産を取得した際に課されるものです。

 

4つ目は、住宅ローンの手続き費用です。
ローンは無料で組めるわけではありません。
契約を結ぶ際には、手数料や保険料、司法書士報酬をはじめとした諸費用がかかります。

 

5つ目は、つなぎ融資費用です。
新築のローンは住宅の引き渡し後に実行されますが、それ以前に支払いが必要なこともありますよね。
そのような際に、つなぎ融資という一時的に借り入れ可能な融資を利用する方もいらっしゃいます。
その契約には、印紙代や利息、手数料がかかります。

 

6つ目は、火災・地震保険費用です。
ローンを組まれる方は、ほとんどの金融機関で火災保険への加入が義務になっていることを知っておきましょう。
地震保険は任意加入が多いですよ。

 

□資金計画を立てる際に注意する点をご紹介!


 

ここまで、新築に必要な費用をご紹介しました。
皆さんの想像以上に様々な支払いがあったと思います。
ここでは、新築購入で大切な資金計画について注意点をご紹介していきます。

それは、手元に現金を残しておくことです。
上記でもご紹介した通り、諸費用の多くにはローンは使えず、現金払いになることが多いです。
また、住宅が完成した後にも新しい生活のために費用がかかるでしょう。
ある程度の現金は手元に残しておくと安心ですね。

 

また、無理のない返済額を考えることも大切です。
これは、金融機関で借りられる金額とイコールではありません。
金利の上昇なども考えられるため、プロに相談しながら決めていきましょう。

 

弊社で大事にしていることは、何度も話し合いを重ねてお客様の声を大切にすることです。
それによって計画を進めていくうちに「必要資金が増えてしまうこと」「仕上がりのイメージが異なってしまうこと」が起こらないように努めております。
私たち住宅のプロと一緒に、資金計画も大切にした家づくりを進めていきましょう。

 

□まとめ


 

本記事では、新築を建てる際の費用をご紹介しました。
本体工事費以外にも、付帯工事費や諸費用がありましたね。
弊社では、お客様の声を大事にしながら一緒にプランニングしていきます。
精一杯サポートいたしますので、富士市周辺で新築をお考えの方はお気軽にご連絡ください。