• コラム

2020.09.26

省令準耐火住宅ってなんのこと?富士市の注文住宅業者がわかりやすくご説明します!

 

マイホーム計画中の方は一度は聞いたことがあるであろう「省令準耐火住宅」…どのような住宅を指す言葉なのかご存知でしょうか?
漢字から、火に強い住宅であることはなんとなく想像できる方が多いと思いますが、
省令準耐火住宅の特徴まで理解されている方は少ないのではないでしょうか。
今回は、この省令準耐火住宅について富士市の注文住宅業者がわかりやすく解説します。

 

□省令準耐火住宅とは?


 

省令準耐火住宅とは、漢字からもお分かりいただけるように、火災に強い構造を持つ住宅です。
また、建築基準法で定められた、準耐火構造に準ずる防火性能が備わっている必要があります。
省令で定められた条件に適合するための特徴が3つあるため、1つずつご説明します。

 

*3つの特徴


 

1つ目は、近隣の住宅火災が起こった際に、もらい火をしない「外部からの延焼防止」という特徴です。
近隣からのもらい火を防ぐためには、外壁や軒裏、屋根などに耐火性の高い構造が求められます。
例えば、外壁や軒裏は、建築基準法の防火構造であることが必要で、外壁をサイディング壁にする必要があります。
また、屋根は火の粉による二次災害を防ぐため、瓦(かわら)やスレートなどの不燃材料を使うことが多いということを覚えておくと良いでしょう。

 

2つ目は、火災が発生したことを想定し、一定時間は部屋の中から火が出ないよう「各室防火」が求められているという特徴です。
火災の拡大を防ぐためには、火の発生源を最小限に食い止める必要があります。
そのため、室内の天井や壁は火に強い石膏(せっこう)ボードを用いて防火し、各部屋を区画することで、火が他の部屋に移りにくくなります。
柱など構造部分に燃え広がるまで時間がかかるため、初期の消火活動や避難が簡単にできるでしょう。

 

3つ目は、部屋から火が出た場合でも、延焼をおさえるために「他室への延焼遅延」できるよう対策を取れるようにしておくという特徴です。
建物内が火災の発生源である場合は、建物の内部の壁や天井裏を通じて他の部屋に延焼していきます。
火の通り道がなければ、他室への延焼は防げるため、壁や天井の内部に木材や断熱材のファイヤーストップ材が設けられことが多いでしょう。
他室への延焼を防ぐことは、火災を拡大させないためには、重要であるため、省令準耐火構造の場合に要求される特徴です。

 

これら3つの特徴から、省令準耐火住宅とは、火災が起こった際でも火災を拡大させない働きがあることをお分かりいただけたでしょう。
火災が起こることを想定しても、省令準耐火住宅では安心できる具合が違うのではないでしょうか。
このように「もしも」に備えることは、とても大切です。

 

□火災保険料が安くなるって本当?


 

上記で説明したように、耐火性のある住宅である以外にもメリットがあります。
それは火事に強くなることに伴って、火災保険料が安くなることです。
住宅ローンを組んで家を建設する際には、火災保険には必ず入る必要があります。
耐火性が高くなるうえ、保険料まで節約できるのは非常にありがたいですよね。

 

火災保険料について少し説明しましょう。
火災保険は、建物を3つの区分に分け、「M構造」「T構造」「H構造」があります。
「M構造」が最も保険料が安くなり、省令準耐火住宅は2番目に安い「T構造」です。
木造建築は火災のリスクが高いため、一般的には「H構造」にみなされますが、省令準耐火住宅の場合は木造建築であっても「T構造」にみなされるので、鉄筋コンクリート造の建物と同じ区分に分類されます。

 

しかし、保険料が安くなるといえ一般的な構造の「H構造」に比べてどのくらい安くなるのでしょうか。
「H構造」の普通の木造建築と比較した場合、保険料は半分ほどに抑えられると言われています。
火災保険は安くない金額であるため、割引の効果は非常に高くなるでしょう。

 

□弊社は省令準耐火構造の認定をいただいています!


 

これから木造建築の場合でもマイホームを建設を検討している方は、耐火性が高く、保険料も安い、省令準耐火構造のお住まいにされてはいかかがでしょうか。
しかし、追加工事費がかさんだ場合や、省令準耐火構造の仕様に建設した場合でも認定されないことがあります。
それでは元も子もないですよね。
弊社が、省令準耐火の住宅をご検討されている方に、注意点をご説明します。

 

まず、火災保険料と工事にかかる追加の保険料の額を比較する必要があります。
省令準耐火の基準を満たすために必要な工事費が、保険料の下がり幅と比べて割高であれば、メリットが少なくなります。
差額を比較することでお分かりいただけるので、ぜひ計算されることをおすすめします。
また、工務店やハウスメーカーを選択される際に、省令準耐火構造が標準仕様であるか、ご確認ください。

 

*弊社について


 

弊社は、省令準耐火の認定を受けています。
外部からの延焼防止、各室防火、他室への延焼遅延を徹底することで、省令準耐火の性能を発揮できます。
火災保険料が半額以下になるうえ、耐火性も強い高性能な弊社の省令準耐火住宅はいかがでしょうか。

 

お客様のニーズに合わせて建築する弊社の満足度は、非常に高い評価をいただいております。
お住まいは、建てて終わりではなく、住んでからが始まりです。
「お客様と永いお付き合い」をさせていただく思いで、保険は3年、5年、10年と準備しております。断熱材に関しては一生涯保障です。
今まで、300棟以上のお客様の家創りに携わらせていただき、感謝のお声もいただいている弊社の家創りは、これからご依頼いただくお客様にも大満足いただけるでしょう。

 

□まとめ


 

今回、省令準耐火住宅について、ご紹介いたしました。
耐火性や保険料の節約にもつながるいので、ぜひご検討ください。
富士市の注文住宅業者が、安心して生活できる安全なお住まいとともに、最高級のサービスをご提供させていただくことをお約束します。
まずは、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。