• コラム

2020.12.03

照明を考えるときのポイントとは?富士市の注文住宅会社がお話しします!

富士市で注文住宅をお考えの方はいませんか。
家づくりを考える際、間取りなどに気を取られて照明の検討をおろそかにしてしまう方は多いのではないでしょうか。
しかし、ご家庭の各部屋に明かりを灯してくれる照明は、家づくりにおいては非常に重要です。
そこで今回は照明選びで知っておきたいポイントについて解説します。
 

 

照明は主に主照明と補助照明の2種類あります。
それぞれの照明がどのような役割を果たすのか理解しておきましょう。
 
主照明は部屋全体を明るくする役割があり、シーリングライトやシャンデリア、ペンダントなどがあります。
シーリングライトは最も一般的な照明器具ですので、ご家庭に設置されている方は多いでしょう。
天井に直に設置して、高い位置から部屋を照らします。
装飾性の高い照明器具であるシャンデリアは、天井の高い部屋や吹き抜けなどでよく見られますね。
 
コードやチェーンで天井から吊り下げるペンダントは、ダイニングでよく使用されます。
ペンダントを選ぶ際は、テーブルのサイズや用途を考えましょう。
補助照明は読書灯など作業に必要な明るさを補う役割と、ブラケットやフットライトのように部屋を演出する効果があります。
 
ブラケットは壁に取り付ける照明器具であり、上向きや下向きなど配光を楽しめるタイプもあります。
壁に光を照らせば、部屋に奥行き感が生まれるでしょう。
 
フットライトは床に近い位置の壁に設けて、足元を照らすためのものです。
足元が良く見えるよになるため、安全性を高められます。
かつての照明プランは天井にシーリングライトが1つ付いているだけというのが一般的でした。
 
しかし、これでは部屋が平たんな印象になってしまいますよね。
細かい作業ができる明るさにすると日常生活にはまぶしすぎるでしょう。
また、電力の浪費にもつながりますね。
そのため、照明を考える際は、部屋の使い方に応じて主照明と補助照明を組み合わせることをおすすめします。
 
同じ明るさの照明であっても、部屋のどの面に光を当てるかによって光の感じ方が異なり、部屋の印象が変わります。
柔らかい印象を出したい場合には全体に光が当たるようにし、落ち着いた感じを出したい場合は天井に光が当たらないようにしてみましょう。
天井が低くて狭い部屋では、天井と壁に光を当てると天井が高く感じられ、部屋が広々とした印象になりますよ。
 
また、光の印象は内装材によっても変わってきます。
白くて光沢のある内装材は、光を反射するため明るく感じます。
一方、暗めの色で光沢のない内装材の場合は暗く感じるでしょう。
そのため、壁や天井を濃い目でつやの無い色にする場合、明るめの照明を選びましょう。
 

□明かりを変えられる調光式の照明とは

照明は、部屋によって適切な場合と不適切な場合があります。
例えば、玄関では来客の顔がはっきりと見えるような明るさの照明が望ましいですよね。
そのため、温かい雰囲気のある電球色が適切だと言えます。
 
また、キッチンは料理を行うスペースなのでしっかりとした明るさが必要ですよね。
そのため、手元まで照らせる昼白色の照明が最適です。
鏡を見ながらお化粧などを行う洗面室も、部屋を明るく照らしてくれる昼白色が適しています。
 
このように、部屋ごとにどの照明が適しているか考えれば、住みやすい家になりますね。
しかし、それぞれの部屋に合うと思った照明を選んだつもりでも、実際に住んでみると不満を持つ方はいるかもしれません。
例えば、寝室は寝る部屋なので暗い照明で十分と思っていても、掃除のときや洗濯ものをたたむときは明るい方が良いですよね。
同じ部屋であっても、その部屋の中で行う行動は様々なので、適切な照明も様々です。
 
そのため、明かりを変えられる調光式の照明を使用することをおすすめします。
調光とは、光の色を変化させることです。
作業に適した昼光色から温かい印象のある電球色に変えられるタイプもあるため、とても便利ですね。
スイッチ1つだけで明かりを変えられるタイプもあるため、明るさについて悩むことは無くなるでしょう。
 
ただし、金額が高いことがデメリットと言えます。
ご予算に余裕のある方は、調光式の照明を検討することをおすすめします。
 

□弊社について


 

照明は住まいにおいてとても重要な役割を果たします。
上手く間接照明を用いることで、空間を広く見せられますし、人間はオレンジ色の照明に温かみを感じ、心が落ち着くというデータがあります。
弊社では、そのような人間工学を利用して適切な位置に、適切な色の照明を配置する照明設計を行っています。
弊社の照明設計にご興味を持たれた方は、ぜひ弊社までお越しください。
 

□まとめ


 

今回は主照明や補助照明、調光式の照明、弊社の人間工学を利用した照明設計について解説しました。
照明は快適な家づくりには欠かせない要素ですので、今回の記事を参考にして照明選びのポイントをしっかり押さえておきましょう。
注文住宅に関してご質問等ございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。