- コラム
2020.12.12
土地探しってどうしたら良いの?富士市の注文住宅会社が土地探しのポイントを解説します!
富士市にお住まいの方で、注文住宅をお考えの方はいませんか。
注文住宅をお考えになる際には、土地探しは重要なポイントになってきます。
そこで今回は、土地探しのポイントについて解説します。
□土地の相場観をつかむには
ポータルサイトでエリアを絞って坪単価を見ていくと、相場観がつかめてきます。
その際に価格帯で絞り込むことはおすすめしません。
実際の土地価格と大きくずれた感覚を持ってしまうことになるからです。
詳しく説明すると、土地の価格相場は過去に取引された価格事例の蓄積などをもとに形作られています。
それは、経済環境の変化などによっても大きな影響を受けます。
地価上昇期であれば、売主は過去の事例よりも少し高く売りたいと強気になり、買主は少し高くても買いたいと考えることで相場も上昇するでしょう。
逆に地価下落期であれば、売主は少し安くても仕方がないと弱気になり、買主はもっと安く買いたいと考えることで相場も下がります。
それゆえ、実際の土地価格は、経済環境の影響によっても変化するため、大きくずれた感覚を持ってしまう恐れがあります。
また、安い土地には新築で家を建られないこともあるでしょう。
例えば、再建築できない土地です。
その価格は手頃に見えるかもしれませんが、既存の建物をリノベーションして建てるしか方法はありません。
その際のリノベーションには壁をめくらないと分からないリスクがたくさんあります。
しかし、物件購入後でないと壁はめくれません。
想定より全額が上がる場合もあるため、それに関するリスクは調べておくこと必要があるでしょう。
さらに、基本的に建築できない土地を候補とする方もいます。
その土地の例としては、市街地調整区域が挙げられます。
希望する土地の価格と、周辺の土地相場の価格が大きく離れていないときには、建築できるときがあるため、建築可能か調査してもらうように相談してみましょう。
他にも、建築できないところばかり調べてしまう方もいます。
そのような方は、周辺相場と建築できる可能性がありそうな坪単価も調べてみることが大切です。
また、エリアの相場より極端に安い土地には、その安さゆえの理由があります。
その際には、ハザードマップなどを参考にして調べてみましょう。
例えば、地盤調査は土地を購入してからしかできないため、ハザードマップを参考にして調べることは有効です。
□土地探しのポイントとは
*予算を検討する
全体の予算の中で土地にかかる費用がどのくらいなのか前提知識として持っておく必要があります。
土地探しの際に、判断に困ることや最終的な手持ちの資金が不足するリスクを減らせるからです。
例えば、希望する土地が複数ある場合、どちらもよく見えてしまいどちらかを選択することは難しいですよね。
さらに、値段の高い土地を購入した後に、手持ちのお金が少なくなる恐れもあるでしょう。
それゆえ、土地にかかる費用を事前に把握しておくことは、それらのリスクを減らすことにつながります。
まずは住宅ローンの総予算を決めてから配分を検討しましょう。
その総予算は、土地取得費と建築費、諸経費の合計額です。
このときに気をつけたいことは、建築費はどのくらいかかるかについてです。
なぜなら、実際に施工会社と話をしないと分からないからです。
それゆえ、事前に建築費はどのくらいかかるのかについて、大まかに理解しておくのがポイントとなるでしょう。
そうすれば、結果的に土地取得費にどのくらいかかるのか把握できます。
また、優先順位が変化することも考えられます。
例えば、建物に重きを置いて考えていたとしても、建築費を減らしてでも住みたい土地が現れるかもしれません。
逆に、土地取得費の予算を減らして、土地に関する条件を緩くする可能性もあります。
このようなことを踏まえて、土地探しを始めることが大切です。
*希望条件を決める
条件を整理することもポイントです。
例えば、区市町村や子供の学区などのエリア、駐車場の有無などの土地の広さ、住宅密集地または閑静な住宅街などの土地の形状や環境などが条件項目として挙げられます。
特に、エリア選びについては、100点満点の土地は無いため、絞りすぎると選ぶことが難しくなってしまいます。
しかし、大まかに決めたがゆえに、その方向性が決まらないのもいけません。
また、希望エリアが決まれば、その予算にしたがって希望する土地の広さが決まるわけでもないです。
希望エリアが決まったとしても、そのエリアの坪単価は道路付きや周辺環境によっても左右されるからです。
そのことについても含めて検討しましょう。
以上のことを踏まえて、希望条件が決まったら、条件の優先順位を整理していきます。
このように、100点満点の土地選びは難しいです。
それゆえ、全体的に70点にするような土地選びを心がけると、決断しやすくなり、満足のいく土地探しができるでしょう。
□アリアンスでは
坪単価表示をしているため、建物の大きさが分かると大まかな金額が分かります。
また、面積計算の後、建物にかかる概算の金額も提示できます。
お客様のご要望や、必要な部屋数、広さ、ご予算などをお聞かせください。
□まとめ
今回は、土地探しのポイントについて解説しました。
土地探しをする際には、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。