• コラム

2021.03.19

太陽光発電のデメリット4選|富士市で注文住宅の購入を検討している方へ

近年、住宅の屋根に太陽光発電を設置される方が増加しています。

注文住宅の購入の際に太陽光発電の導入をお考えの方が多いという証拠ですね!!

そこで今回は、住宅の太陽光発電について、メリットにも触れながら「デメリット」を紹介します。

 

□住宅の太陽光発電が普及するまで


 

太陽光発電は、本来大規模なスペースに設置されるものでした。
緑が豊かな田舎に、太陽光パネルがずらっと並んでいる風景をみたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、家庭の屋根を利用した太陽光発電の仕組みが生み出されると家庭の発電所として活躍を始めました。

 

住宅の太陽光発電はいくつかの設備を複合して稼働しています。
太陽電池モジュール(よく見かける黒っぽい色の板)がその役割を果たしています。
このモジュールで太陽の光を集め発電が行われています。
ここで作成された電気を集めるのが接続箱で、パワーコンディショナによって太陽光から作られた直流電力を家庭でも使用可能な交流電力に変換させています。

家庭によっては、発電状況を管理できるモニターがある家庭もあるでしょう。
電力を電気会社に売る方は売電用のメーターも必要になります。

 

□太陽光発電のメリットをご紹介


 

続いて、太陽光発電のメリットをご紹介します。

1つ目は、光熱費を節約できることです。
時期や季節、設置した住宅のある地方にもよりますが太陽光発電により年間80パーセントの光熱費を節約できた家庭もあるほどです。
太陽光発電システムの導入により経済的に余裕ができるのは、どなたにとっても嬉しいことでしょう。

 

2つ目は、余った電力をためたり売ったりできることです。
太陽光が多く輝っている日中には仕事で家にいないという方も多くいらっしゃるでしょう。
そのような方におすすめできるのが、余った電気の貯蓄・売買です。
電気を貯蓄しておいたり、電力会社に売ったりできるとさらに家計の助けになるでしょう。

 

3つ目のは、自家発電であれば災害時にも利用可能であることです。
日本は災害大国と呼ばれているだけあった、毎年や数年に一度台風、地震の大被害に見舞われますよね。
そのような災害発生時にご自身で発電手段があれば少しは生活が楽になるはずです。
普段でなく有事の際にも活用できるのは嬉しいですよね。

 

4つ目のは、断熱効果です。
屋根に備え付ける太陽電池モジュールは実は断熱効果に優れています。
太陽電池モジュールを取り付けることによって、屋根の温度が一定に保たれやすくなるので、夏は熱の吸収を抑え、冬は熱が逃げないようにしてくれます。
断熱効果によって室内の気温が快適に保たれるようになると、空調を利用する機会が減るのでさらに節電できますよね。

 

□太陽光発電のデメリットとは?


一方で、太陽光発電にはデメリットも存在します。
メリットだけでなく欠点も把握しておき、取り付けても後悔しないようにしてください。

 

1つ目は、設置費用が高額であることです。
太陽光発電の設置にはほとんどの場合、数十万円かかってしまいます。
近年は設置費用が安くなる傾向にありますが、それでも安い買い物とはいえないでしょう。
設置の初期費用を安くするためには、補助金や助成金が利用できるケースは利用すること、ローンを活用すること、が挙げられるでしょう。

 

2つ目は、一定期間ごとの修繕が不可欠になる。
太陽光発電も設備である以上は定期的なメンテナンスを必要とします。
発電量が減少していないかをチェックするために4年に一度を目安にメンテナンスしてもらうと良いでしょう。
メンテナンス費用はどうしてもかかってしまうので、あらかじめ積み立ててておいたり、売電による収入をあてたりすることで、メンテナンスの必要に迫られた際に困らないようにしましょう。

 

3つ目は、発電量が天候に大きく左右されるということです。
当然、太陽光発電は日射量によって発電量が決まってくるので天候が悪い日が続くと発電量が急激に落ち込んでしまいます。
1年間を通して、日射量が極端に少ない年になる可能性は高いとは言えませんが、絶対に安全というわけでもありません。

 

4つ目のは、住宅の作りや地域によっては敷設がおすすめできない家があることです。
例えば、太陽光発電は一般的には北向きの屋根には取り付けられません。
そのため、傾斜の関係で北向きにしか設置できないという場合には、取り付けられません。

また、西向きや東向きの屋根に取り付ける場合、南向きの屋根に設置する時と比較すると発電量が減少してしまいます。
太陽光発電を設置したい場合は、注文住宅の購入の時点からその旨を施工業者に伝えておき、十分な発電量を確保できるように考慮しておきましょう。
加えて、地域によっては塩害や積雪の影響で取り付けられないケースもあります。
住む地域でおt機やすい災害についてもおさえておきましょう。

 

□まとめ


 

今回は、注文住宅に太陽光発電の設置をお考えの方に向けて、太陽光発電のメリットとデメリット、住宅の太陽光発電とはどのようなものかを解説しました。
太陽光発電を取り付けしたいとお考えの場合は、注文住宅の購入段階で検討してみてください!!