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2021.04.26

注文住宅の窓に関する後悔3選!富士市の住宅のプロが解決方法をご紹介

リビングやキッチンなどの間取りも重要ですが、窓の位置や種類にこだわるのも快適な生活をするためには重要です。
でも、どのような窓を選択すれば良いかわからないですよね。
そこで今回は、注文住宅における「窓の役割」と「窓に関する後悔」についてご紹介します。

 

□注文住宅における窓の役割とは?


 

「窓って、どのような役割や機能を果たしているのか」と質問されたら、どのように返答しますか。
窓が我々の生活に溶け込んでしまっているために、その役割や機能を認識していない方も多いですよね。
ここでは、注文住宅における窓の役割や機能についてご説明します。

 

窓には「視認」、「採光」、「通風」の3つの役割や機能があります。
1つ目の視認は、窓の外を見たり、眺めたり、確かめたりする機能です。
2つ目の採光は、太陽からの光を部屋に取り入れ、室内を明るくする役割です。
3つ目の通風は、風を通したり、外の音を室内で聞いたりする役割です。

ひとくくりに窓と言っても、素材やデザイン、開閉方法などが異なります。
障子や襖と同じ構造の「引き違い窓」、2枚の戸を上下にスライドさせる「上げ下げ窓」、通気性能に優れている「すべり出し窓」など多種多様な窓があります。
そのため、注文住宅を建築する中で自由度が高い部位と言えるでしょう。

 

しかし、注文住宅の設計時に間取りは重要視するにもかかわらず、窓の配置は軽視される傾向があります。
窓が適切に配置されていないと、室内に光が入らなかったり、風が通りにくかったりと、住み心地の悪い住宅になってしまいます。
窓の役割や機能を再認識して、どこに何の窓を設置すれば良いか考えましょう。

 

□注文住宅の窓に関する後悔3選


1つ目の後悔ポイントは、隣の家の窓が自分の家の窓の真正面にあり、気まずい思いをすることです。

注文住宅で窓の配置を考える際は、隣家の窓の位置関係を把握しておく方が良いでしょう。
日常生活をしているときに、ふと窓の外をのぞいたら、隣人と目が合ってしまうなんてことが起こると、何だか気まずい雰囲気になりますよね。

そのような状況を回避するために、窓を開けない生活になることが予想されます。
そうなると、窓の役割や機能を十分に果たせません。

注文住宅で窓の配置を考える際は、隣家の窓の位置を把握してから、同じ位置に配置しないように心がける方が良いでしょう。

 

2つ目の後悔ポイントは、採光のために窓を設置したけど、直射日光が強すぎて暑くなってしまうことです。

この後悔は、軒や庇をつけずに南側に窓を設置してしまった場合に多いです。

直射日光は、快適に過ごすためにある程度は必要ですが、入りすぎると室温が急激に上昇する原因になります。
冬場であればともかく、夏場は地獄のような暑さになることが予想されるでしょう。
また、夏場の室温を下げるためにエアコンを酷使する必要があるので、経済的に大きな負担になります。

夏場を快適に過ごしたいという方は、直射日光の入らない位置に窓を設置するか、軒や庇をつけて対応しましょう。

 

3つ目の後悔ポイントは、ケチってアルミサッシにしたために水滴がしたたるほど結露することです。

たしかに、アルミサッシは安価なので、費用を抑えられます。
しかし、結果的に結露が発生しやすくなるので、後悔するケースが多いです。

また、結露をそのまま放置しておくと、カビが発生しやすくなるので、健康面にも悪い影響を与えます。
窓の結露の発生を防止するための対策として、断熱や遮断、気密性に優れている「樹脂窓」を採用すると良いでしょう。
お値段が高いのが懸念材料ではありますが、それ以上のメリットがあるのが樹脂窓の魅力です。

住み始めてからの電気代や健康面への影響を考慮すると、少々値段が高くても樹脂窓を採用する方が良いでしょう。

 

□弊社が採用している窓や設計方法


 

弊社では、上記のような問題を解決できる窓や設計方法を採用しています。
ここでは、そのような窓の種類や設計方法の特徴についてご説明します。

 

1つ目は、LOW-E複層ガラスの窓です。
このガラスの窓は、ガラスの表面に薄い金属膜をコーティングすることで、断熱効果や結露防止、
防眩効果、紫外線軽減など様々なメリットがあります。
この窓を採用するだけで、直射日光による影響を軽減できるでしょう。

 

2つ目は、複合樹脂サッシの窓です。
樹脂は、アルミより熱を通しにくい素材なので、外気の影響が室内に伝わりにくいという特徴があります。
そのため、結露が発生しにくいので、窓周辺の腐食、カビやダニの繁殖を抑える効果が期待できるでしょう。

 

3つ目は、住まう人のことを考慮した球体で考える設計です。
弊社では、太陽の高度、光や風の入り方、近隣の環境などを、平面ではなく球体を意識して設計しています。
そのような設計をすることで、光や風をしっかりと取り入れつつも、外からは家の中が見えない住宅を実現できます。

 

□まとめ


 

今回は、注文住宅における窓の役割と窓に関して発生しやすい後悔についてご紹介しました。
これらの情報を参考に、窓の役割や機能を理解することで、快適な注文住宅づくりができるでしょう。
富士市周辺で注文住宅をご検討中の方は、ぜひ弊社までご相談ください。