• コラム

2021.11.05

新築住宅で失敗を防ぎたい方は必見!コンセントの位置で大切なポイント3選をご紹介!

新築住宅を建てた人が後悔することランキング常に上位の「コンセント」。
コンセントを新しく設置すると追加で費用がかかってしまうため、配置に関しては十分に検討することが大切です。
そこで今回は、コンセントの理想的な配置と数について紹介します。

 

□コンセントに関してよくある失敗例をご紹介!


 

コンセントで陥りがちな失敗には大きく分けて3つの特徴があります。

 

1つ目は、新築住宅を購入したは良いものの、実際にはコンセントの数が足りなかったという失敗です。
配線計画を確認したときには足りると思っていたのにも関わらず、住み始めてからコンセントの数に不満を持つことはよくあります。
たこ足配線や延長コードを用いればコンセントの不足を補えますが、いくつかの欠点が生まれてしまいます。

例えば、部屋の見栄えや使い勝手が悪くなったり、延長コードに引っかかってけがをしたりする危険も発生します。
このような事態を防ぐためにも、新築住宅を購入するときには、余分を持ってコンセントを設置しましょう。

 

2つ目の失敗はコンセントの配置が適切ではないという失敗です。
この問題は、特に掃除機を使用するときに実感することが多いです。
例えば、掃除機のコードを最大限伸ばしても、コンセントの配置が悪いせいで掃除したい場所を掃除できないといった経験をした人は多いのではないでしょうか。
コンセントを新しく設置するには余分な費用がかかるため、このような事態に陥らないためにも、コンセントの配置計画はしっかりと立てましょう。

 

3つ目の失敗は、コンセントの種類と高さによる失敗です。
壁に設置するタイプのコンセントだけでなく、床に設置するタイプのコンセントもあります。
通路を塞いだり、転倒のリスクを高めないように、様々な種類のコンセントの設置を検討しましょう。

また、使用する家電、器具によって適切なコンセントの高さも異なるため、あらかじめどのような器具を使うのか想定してコンセントを設置しましょう。

 

□コンセントの位置選びで重要なポイントとは


 

新築住宅を購入する際には、以下の3つのポイントに従ってコンセントの位置を決めましょう。

 

1つ目は、電気配線図は積極的に活用することが大切です。
電気配線図の中に、置こうと考えている家電や家具を実際に書き込むことで、コンセントが家具の後ろに隠れるような事態を未然に防げます。
このとき、家具や家電の位置とサイズを正しく書くことで、コンセントの配置ミスを回避できます。

 

2つ目は、新居でご自身がどのような1日を送るのかを想像しましょう。
洗面所で身だしなみを整えるときにどのような家電やアイテムを使うのか、携帯はどこで充電したいのか、のようにご自身のライフスタイルに合わせてコンセントを配置しましょう。

 

3つ目は、コンセントの設置場所を考える場合、配置だけではなく高さもしっかりと考えることも大切です。
例えば、ベッド脇に設置するコンセントはベッドと同じ高さにしたり、子供に抜かれたくないコンセントは子供の手が届かない位置に設置したりすることで、より快適な生活空間をつくれます。

 

□コンセントの適切な数とは


 

家に設置すべきコンセントの数は、部屋ごとに必要とされるコンセント数によって決定されます。
例えばリビングルームの場合だと、7畳程度の部屋ならば4個必要で、10畳程度の場合はおよそ5個設置するのが目安だとされています。

ただし、1個のコンセントつき2口ある家も多いのではないでしょうか。
その場合は、7畳程度の部屋には8口、10畳程度の部屋ならば10口程度設置すると快適に過ごせることになります。

当然ですが、他の部屋にもコンセントは必要です。
掃除機をかけるときに必要なことも考えて、トイレやキッチン、廊下や玄関など家の様々な場所にコンセントは2個程度ずつ設置するようにしましょう。

 

弊社ではストレスフリーな住宅を実現することで、お客様にとって健康住宅となるような住宅を目指しています。
コンセントの数が少なすぎると、日々の生活にストレスを感じてしまいます。
そこで、時代の経過とともに変わっていくコンセントの必要数も考えながら、ストレスを感じずに一生住み続けられる家を目指します。

 

□コンセントの位置は目立たない場所がおすすめです!


 

コンセントは見えないようにするのがおすすめです。

理由としては、コンセントが目立った位置にあることで、部屋の景観が損なわれてしまうのが、コンセントの配置にありがちな失敗例だからです。
特に視界に入りやすいコンセントとしては、目線と同じ高さに位置するコンセントです。

先ほどは、快適な生活を送るためにはコンセントの高さを考慮に入れることが重要だと紹介しましたが、基本的には床に近い高さにコンセントを設置するようにしましょう。

 

また、コンセントと電源のスイッチの関係性によって部屋のおしゃれさが損なわれてしまうこともあります。
電源のスイッチとコンセントが不規則に設置されていると、部屋が綺麗に見えません。
部屋に無駄な線を増やさないためにも、コンセントと電源のスイッチは綺麗に揃えましょう。

 

□まとめ


 

今回は、新築住宅で失敗しないために考えるべきコンセントの位置と数について紹介しましたが、いかがでしたか。
住宅を建てる前に、図面を見てコンセントの配置と数を考えることが、後で後悔しないためにも重要です。
新築住宅をご検討の方は、この記事を参考にしていただけたら幸いです。