- コラム
2021.12.15
家に関する5つのランニングコストとは?
家づくりは、家を建てて終わりではありません。
この先何年もその家での暮らしが続いていくでしょう。
家づくりをする際には、家を建てるのにかかる費用だけでなく、家を維持するためのランニングコストも考える必要があります。
この記事では家にかかる5つのランニングコストとそのコストを抑える方法をご紹介いたします!!
富士市周辺に注文住宅をご検討の方はぜひご覧ください!!
□住まいのランニングコストとは?
暮らしていく上でのランニングコストはどんなものが含まれるのでしょうか。
1つずつご紹介していきます。
1つ目は、税金です。
土地や家を所有していると、固定資産税や都市計画税などが課されます。
不動産の所有者に対して課される税金です。
住んでいる地域の行政が、土地と建物それぞれに固定資産税評価額というものを設定しています。
定められた税率がその評価額にかけられて納付額が決定するでしょう。
毎年1月1日時点での不動産の所有者に対して納付の義務が発生します。
2つ目は、利息です。
利息は、住宅ローンを組んでいる人に発生するコストです。
一般的に住宅ローンは、20年から35年をかけて返済する方が多いです。
返済期間中は毎月、返済額に利息が上乗せされている額を支払う必要があるでしょう。
ただ、繰り上げ返済をすることで、合計で支払う利息を少なくすることも可能です。
繰り上げ返済に関する決まり事は、選択されたローンの種類や金融機関によって異なります。
あらかじめきっちりと確認しておくことをおすすめします。
3つ目は、保険料です。
災害など万が一に備えて、建物や家財等の損害補償のための、地震保険や火災保険があります。
これらの住宅保険に入っておくことで、大きな損害を受けた際の備えになります。
保険料や補償範囲などは、保険会社や選ぶものによって異なるでしょう。
補償範囲を大きくしたら、その分保険料も高くなります。
月々に支払い可能な額と補償したい部分とのバランスをとることが大切です。
日々安心して暮らせるために、不可欠なランニングコストでしょう。
4つ目は、メンテナンスや修繕の費用です。
新築の住宅には、メンテナンスの必要性を感じられません。
しかし、長年経過することによって住宅が傷んだり破損したりしてしまうため、メンテナンスや修繕が必須になってくるでしょう。
大きな破損などがなかったとしても、10年20年と住み続けていたら、老朽化していきます。
適切に管理して長い間住み続けるためには、定期的なメンテナンスが必要になるでしょう。
メンテナンスの内容や規模にもよりますが、数十万円から百万円ほど費用が必要になります。
突然メンテナンスをすることもあるかもしれないので、日頃から少しずつ準備しておくことをおすすめします。
5つ目は、光熱費です。
ランニングコストといえば光熱費がすぐに思いつく方も多いのではないでしょうか。
電気やガス、水道などが代表です。
これらは生活をするために必須なので、毎月決まってコストがかかるでしょう。
そのため、光熱費を抑えることが毎月の出費を抑えることにもつながります。
光熱費を抑えるためには、家づくりの際の断熱材が重要です。
性能の高い断熱材を使用することで、光熱費を抑えられるでしょう。
弊社では、アイシネンという断熱材を使用しています。
これはアラスカの地域でも採用されている高性能な断熱材です。
断熱性と気密性が高いので、毎月のランニングコスト節約に貢献してくれるでしょう。
□ランニングコストを抑える3つの方法とは?
続いては、ランニングコストを抑えるための3つの方法をご紹介します。
ぜひ参考にして導入してみてください。
1つ目は、光熱費を抑えることです。
上記でも述べたように、光熱費は毎月絶対にかかるコストです。
光熱費を抑えることで、年間のランニングコストも大きく抑えられるでしょう。
光熱費を抑えるためには、上記で解説したように断熱材がポイントです。
性能の高い断熱材を使用することで、エアコンの使用を控えられるのです。
エアコンの電気代は、光熱費全体の多くを占めています。
夏場は全体の半分程度、冬は全体の33パーセント程度と言われています。
エアコンの使用を少なくすることは効果的であるとわかるでしょう。
2つ目は、部屋数を抑えることです。
部屋が多ければ多いほど、住宅にかかるメンテナンス費や電気代が大きくなります。
部屋と部屋の仕切りを無くしたり、廊下を無くしたりするなど、部屋数を減らす工夫ができるでしょう。
3つ目は、風や光を効果的に取り入れることです。
風や光を効率よく取り入れることで、光熱費などのコストを抑えられます。
例えば、中庭をつくって全ての部屋が中庭に面するようにすれば、家全体に風と光を届けられるでしょう。
以上が、抑える方法についてでした。
□まとめ
本記事では、ランニングコストを抑えるための方法をご紹介しました。
ポイントは、光熱費をいかに抑えるかということでしょう。
断熱材をはじめとした工夫を取り入れて、ランニングコストのかからない住宅を実現しましょう。