• コラム

2022.04.05

家づくりにおける水回りの重要性とは?6つのレイアウトもご紹介

これから家づくりをされる方に知っていただきたいのが、水回りの重要性についてです。
水回りは生活するうえでの快適さに大きく関わってきます。

よく耳にする「家事動線」とは、水回りの配置を考えることだと言っても過言ではありません。
この記事では、水回りの重要性と水回りの6つのレイアウトをご紹介しました!
富士市周辺に注文住宅をご検討の方はぜひ参考にしてみてください。

 

□水回りの重要性とは?


 

水回りはなぜ重要なのでしょうか。
その理由は、水回りは家事のやりやすさに大きく影響を及ぼすからです。
家事全般をどれだけ効率よく楽に行えるかは水回りによって大きく変わります。
まずは、家づくりの中で水回りを考える際、何を考えるべきかについてご紹介します。

 

水回りの間取りを考える際、配置と動線が重要でしょう。
水回りとは、キッチン、洗面所、トイレの3つが挙げられます。
配置とは、この3つをどの位置に置くかということです。

また、動線とは人の動く道筋のことを指します。
水回りの動線というと、どのようにキッチンからトイレに移動するか、またトイレから浴室に移動するかといった人の流れのことです。

 

この配置と動線を重視することが、水回りを考えるうえで重要です。
これまで家づくりを経験した人にアンケートを取ったものだと、水回りはなるべく1箇所にまとめるのが良いという意見がありました。
また、風水を参考にしている方や、洗面所とお風呂場をなるべく近くした方などもいらっしゃいます。

 

水回りを考えるうえで、もう1つ大切なことが排水計画です。
水回りの使いやすさだけを考えるのは不十分でしょう。
水回りは水を使うため、排水の際に音が発生します。
この排水音が毎日の生活の中で気になってしまっては、快適な生活が送れるとは言い切れません。

排水音とは、トイレを流した際やシャワーを使用した際、またキッチンで洗い物をした際などの発生します。
この排水音が生活の邪魔にならないように、水回りの配置を考慮する必要があります。

 

例えば、トイレと寝室が近かったらどうでしょうか。
夜中に家族の誰かがトイレに行くと、トイレを流した際の排水音で目が覚めてしまうかもしれません。
また、ダイニングとトイレが近い位置にあると、食事中に誰かのトイレの音がしてしまう可能性もあります。
2階にトイレを配置した際も、1階に音が響くこともあるでしょう。

このように排水音は快適な生活に大きく影響します。
以上のことに気をつけつつ、配置を決めることが大切です。

 

配置の際のポイントとして挙げられるのは、水回りをなるべく1箇所に集中させることです。
キッチンやトイレ、洗面所などに付属している配管設備は、工事の費用にも大きく影響します。
配管工事のコストを抑えるためには、これらの水回りを1箇所に集めることが有効でしょう。
色々な場所に水回りが散らばっていると、その分配管工事が複雑になり費用も上がってしまいます。

 

また、住宅の配管設備は何年も使用していると劣化したり、定期的なメンテナンスが必要になったりします。
そのような場合でも、水回りが1箇所に集まっていたら、楽に見てもらえるでしょう。

 

□水回りの6つのレイアウトをご紹介


続いては、水回りの6つのレイアウトをご紹介します。

 

1つ目は、最も一般的なもので、1箇所に集まっているレイアウトです
お風呂場と洗面所が隣同士に位置していて、トイレが少しだけ離れた場所にあります。
よくあるタイプのレイアウトになるでしょう。

 

2つ目は、洗面所からトイレにアクセスできる間取りです。
これは、お風呂場と洗面所、そしてトイレが全て隣り合っている間取りです。
洗面所からトイレにアクセスできるのが、特徴でしょう。

また、トイレの入り口が洗面所内にあります。
トイレの入り口が家の中から隠せる点はメリットでしょう。
ただ、洗面所を誰かが使用していたら、トイレを使いにくいといったデメリットもあるかもしれません。

このタイプのレイアウトは、あまり家の面積が広くない場合に向いています。
狭い面積に家を建てると、1つの大きな空間しか作れないことがあります。
その際にトイレが隠れていた方が、見た目が良いかもしれないでしょう。

 

3つ目は、脱衣所を設けたレイアウトです。
これは、洗面所と脱衣所の間に壁を設けたタイプのものです。
これだと誰かがお風呂を使っている時も、気にせずに洗面所を使えます。

 

4つ目は、オールイン型のレイアウトです。
これは、洗面所とトイレ、洗濯機を全てオールインワンにした間取りです。
海外の洗面所のようなイメージですね。

 

5つ目は、洗濯機を別の場所に配置したレイアウトです。
洗濯機だけ他の場所に配置する場合もあります。

 

6つ目は、水回りの近くに洗濯物の干し場をつくるレイアウトです。
洗濯機と洗濯物を干す場所は近い方が、家事が楽になります。
それを考慮して、干し場を近くにつくる方法もあるでしょう。

 

□まとめ


 

今回は、水回りの重要性と6つのレイアウトをご紹介しました。
水回りは、生活のしやすさに大きく影響を与えます。
ご紹介したレイアウトを参考にして、適しているものを選んでください。