• コラム

2022.05.29

ペットと快適に暮らせる注文住宅にしたい!7つのポイントとは?

ペットを飼われている方は、ペットに優しい家にしたいでしょう。
注文住宅であれば、ペットと快適に暮らす家を叶えられます。
今回は、ペットと暮らすための家づくりについて詳しく解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

 

□ペットと暮らす家づくりで大切なこととは?


 

ペットと暮らしていく家を建てる上で大切なことは、犬や猫などの習性を理解しておくことです。
犬と猫の特徴をご紹介します。

 

*犬の性格は?

犬はお散歩などの運動をすることが好きです。
小型犬であまり散歩に行けない家庭であれば、家の中を走り回れるような間取りにすると良いです。

 

外を眺めるのも好きです。
窓から外を眺めている犬を見たことはないでしょうか。
賢い犬は家族の帰りを待って、よく外を眺めています。
そのため、犬が覗けるような窓をつくってあげると良いでしょう。

 

1人でいることを嫌う犬もいます。
家族とできるだけ一緒にいれるようにリビングにスペースをとってあげると良いでしょう。

 

また、暑いのが苦手な犬が多いです。
犬は体温調整をするのが苦手です。
体の熱を冷ませるようなスペースをつくったり、暑くならない家にしたりすると良いでしょう。

 

*猫の性格は?

続いては、猫についてです。
猫は高い場所が好きです。
キャットウォークを設置できる空間があると良いでしょう。
木造の住宅であれば、梁などでキャットウォークをつくれることもあります。

 

日向ぼっこもよくします。
猫が日向ぼっこをする理由は、体温調整とノミやダニなどの害虫駆除のためです。

 

狭い場所も大好きです。
開放的な場所だけでなく、狭い空間もつくると良いかもしれません。

 

□ペットと暮らす家をつくるポイント7選をご紹介!


続いては、ペットと一緒に暮らす家をつくるためのポイントを7つご紹介します。

 

1つ目は、足腰に負担がかからない床の素材を採用することです。
ペットの足の肉球は、身体への衝撃を吸収する役割をしています。
例えば、フローリングにワックスをつけてしまうと滑りやすくなってしまいますね。
ペットのことを考えると、滑りにくくて足腰に負担のかからない床素材を選ぶと良いでしょう。

 

2つ目は、階段は段差を低めにし傾斜を緩やかにすることです。
階段はペットの遊び場になることもあります。
段差が高いと足を滑らせて落ちてしまうことがあるでしょう。
事故を防ぐためには、段差を低めにつくり、傾斜も緩やかにすることです。

 

3つ目は、浴室のドアを内開きにすることです。
浴室もペットとのアクシデントが起こりやすい場所です。
アクシデントを避けるためには、誰も使っていなくてもドアを閉めることが大切です。
また、ドアを内開きにすることで、ペットが簡単に出入りできなくできます。

 

4つ目は、キッチンは独立型も選択肢として考えることです。
ペットが簡単に出入りしないようにフェンスを設置するなどの工夫も必要でしょう。

 

5つ目は、コンセントの工夫をすることです。
コンセントはなるべく高めに位置することをお勧めします。
また、カバーも付けるようにしましょう。

 

6つ目は、窓やベランダの隙間についてです。
猫の場合は、窓枠やカーテンレール、ベランダの手すりなどに登ってしまうこともあります。
落下してしまわないよう、隙間は無くすようチェックしてください。

 

7つ目は、ペットが食べてはいけない植物を植えないことです。
猫は草を食べますが、食べたらダメなものもあります。
イチイ科やキキョウ科、またアジサイ科などに注意しましょう。
犬の場合は、ユリ科やバラ科、ナス科などが有害です。

 

□防音・防臭対策も必須です


 

犬と一緒に暮らすうえでは、鳴き声の問題があるでしょう。
近隣への影響を考えると、音が漏れにくい樹脂サッシなどを利用すると良いかもしれません。

 

また、猫の場合もニオイが気になるかもしれません。
ニオイがこもってしまうのを防ぐために、換気システムを設けることも有効です。

 

当社では、24時間新鮮な空気を取り込める全館空調の設置をお勧めしております。
きれいな空気で快適に暮らせるだけでなく、家の中の温度差を少なくしたり、外気中の花粉やゴミの粒子はフィルターで取り除いてから取り込むため、きれいな空気を室内に送れたりするなどのメリットがあります。
ぜひご相談ください。

 

最後におすすめのアイテムをご紹介します。

 

1つ目は、自動センサー付き天井換気扇です。
トイレスペースに換気扇を設置する場合は、センサーで自動的に機能するものがおすすめです。

 

2つ目は、ドアクローザーです。
ドアクローザーはドアの激しい開閉を防ぎ、ペットが怪我をするのを予防できます。
衝撃音を予防してくれる役割もあるでしょう。

 

□まとめ


 

今回は、ペットと快適に暮らすための家づくりについてご紹介しました。
ペットと暮らす家をつくる際は、安全性に注意することが大切です。
また、防音や防臭に関しても対策を行いましょう。
ぜひこの記事を参考にして、ペットとの理想的な家をつくってみて下さい。