アリアンスの家づくり
- コラム
2022.06.15
注文住宅のエクステリアはどれくらいの費用がかかる？工事の流れもご紹介
エクステリアは、注文住宅を構成する要素の中でも重要です。
エクステリアによって家の印象も大きく変わるでしょう。
今回は、エクステリアの費用や工事の流れについてご説明します。
ぜひ参考にしてみてください。
□エクステリアとは
まず、そもそもエクステリアとは何のことを指すのでしょうか。
外構という言葉も聞いたことがあるかもしれませんが、エクステリアと外構は少し異なる意味を持ちます。
外構とは、敷地を仕切るブロックや駐車場に敷くコンクリートなどの建物の外にあって住まいを構成する建造物そのもののことを指します。
エクステリアとは、それらの建造物が複数集まった家の外部全体のことを指します。
具体的にエクステリアを構成するものとしては、門扉や門柱、フェンスやアプローチ、デッキ・テラスなどが挙げられるでしょう。
加えて、ガレージやカーポート、植栽や照明も含まれますよ。
厳密には外構とエクステリアは異なりますが、同じ意味合いで使用されることもあります。
エクステリアには役割があることをご存知でしょうか。
どんな役割かというと、住まいと地域との接点というものです。
また、防犯面での役割もになっています。
住まいのうちどこまで他人の侵入を許すのか、どこで人を迎えるのかなど考え方によってエクステリアのあり方も異なるでしょう。
一方で、庭などの主に住む人のためにあるエクステリアには、日常的な楽しみや趣味を謳歌する場所という役割もあるでしょう。
エクステリアを考えるうえで、初めに検討されると良いことは、オープンな場所にするか、クローズドな場所にするかです。
オープンな場所にすると、目隠しとなるようなものを置かない空間づくりができるでしょう。
そうすることで日当たりを確保できたり、開放的な住まいにできたりしますよ。
一方で、防犯面での懸念があるので注意しましょう。
クローズドな場所にする場合は、フェンスや塀などで家を囲います。
クローズドな外構にすると、プライバシーが確保できたり、防犯性能が高くなったりするでしょう。
ただ、近隣住民に対しては閉鎖的な印象を与えてしまうかもしれません。
□エクステリアの費用とは
続いては、エクステリアでかかる費用をご説明します。
一般的に新築の場合は、目安として建物の10パーセントから20パーセントかかります。
例えば、2000万円の家を建てる場合は、200万円から400万円ほどです。
ただ、どんなエクステリアにするかによって大きく異なるので、あくまでも目安として押さえておいてください。
エクステリアにかかる費用は、重視するものによって大きく変わります。
例えば、予算を考えたうえでエクステリアではなくインテリアを優先的に充実させたいとお考えになることもあるでしょう。
その場合は、エクステリアの費用を抑えて工事ができますよ。
エクステリアにこだわりたい場合は、使用する素材からデザイン性まで理想を詰め込むと費用もその分かかるでしょう。
□エクステリア工事の流れをご紹介
最後にエクステリア工事の流れをご紹介します。
まず初めに、エクステリアをイメージしましょう。
住宅の雰囲気やテイストにマッチしたエクステリアを考えます。
ご自身のプランが明確になることで、施工会社への依頼もスムーズになるでしょう。
家族全員の意見を反映できるように、納得するまで家族と話されることをおすすめします。
加えて、情報収集も行いましょう。
理想のエクステリアや憧れのデザインをインターネットや雑誌を用いて集めてください。
気に入ったものを見つけたら、アイテムの名称を価格などを確認して控えておくと、伝える際もスムーズです。
実際にショールームなどに見に行って見ることもおすすめですよ。
ご自身の希望を伝えると良いでしょう。
情報収集の際に集めた情報がある場合は、それらも準備して伝えると良いです。
次に現地調査を行います。
これは、工事を行う土地の調査です。
日当たりや勾配、図面や近隣住宅の状況も確認されるでしょう。
プランを立てて見積もりも行いましょう。
土地の状況が確認できたら、施工会社がプランと見積もりを作成します。
伝えた希望がプランに反映されているか、見積もりで理解できない点はないか確認することがポイントです。
この段階で意見の齟齬がないようにしっかりと話し合いをしておきましょう。
プランと見積もりに納得できたら契約を結びます。
施工会社によっては、契約の時に前受金が必要な場合もあります。
そして、契約が結べたら着工をします。
任せっきりではなく、時々現地に工事の様子を見に行かれると良いでしょう。
完成したら立ち合い検査が行われます。
最後に引き渡しをし取引は完了です。
富士市周辺で注文住宅に関するお悩みがある際は、お気軽にご連絡ください。
□まとめ
今回は、エクステリアとは何かご説明したり、費用をご紹介したりしました。
エクステリアは住宅の印象を大きく左右するので、しっかりとプランを立てて工事することが大切です。
工事の流れも参考にしながら、スムーズな取引をしてください。
