- コラム
2022.07.29
家づくりをこれからされる方へ!インテリアも重要です
これから家づくりをされる方はいらっしゃいませんか。
もちろん家の内装や間取りなども重要ですが、何を置くか、インテリアも重要です。
この記事では、インテリア選びについて解説します。
ぜひ参考にしてみてください。
□インテリアのコーディネートについて
インテリアはコーディネートするものです。
コーディネートの基本を押さえて、統一感のある空間にしましょう。
1番基本となるのが、インテリアのカラーです。
インテリアコーディネーターがインテリアを考える際は、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの3つを軸として考えています。
それぞれ役割が異なり、それぞれの配分を調整することが大切です。
ベースカラーとは、床や壁、天井などの基礎的な大部分を占める色のことを指します。
部屋の中で最も占める割合が大きいです。
アソートカラーとは、カーテンやソファ、ラグマットなどです。
2番目に占める割合が大きく与える印象に影響します。
アクセントカラーはその他の家具やフロアスタンドの脚や額縁などです。
アクセント的に映える役割を持つのが、アクセントカラーでしょう。
それぞれの色のおすすめをご紹介します。
まず、ベースカラーには、白やアイボリー、明るめのグレーなど高明度で低彩度の色を採用することをお勧めします。
滅多に張り替えをする部分ではないので、飽きがこなく主張の強すぎないカラーが適しています。
また、他の彩度の強いカラーとの相性も考えると、相性を選ばない白やアイボリーなどが良いでしょう。
アソートカラーは、ベースカラーをサポートする色です。
そのため、主張しすぎず、かといって単調にもならないように配色をコントロールするという役割を持ちます。
アクセントカラーは強調色です。
ベースカラーとアソートカラーでは、統一感があり、落ち着いた印象にもなりますが、少し退屈な印象を与えるかもしれません。
その物足りなさを補填するのが、アクセントカラーの役割です。
空間の差し色として使用するので、彩度が高く印象的な色を使うと良いかもしれません。
アクセントカラーには、入れ替えしやすいアイテムを使うことをお勧めします。
例えば、絵画やクッション、お花やディスプレイする小物などです。
また、季節に合わせて色を変えると、雰囲気も気分も一転できて楽しいでしょう。
また、ドア枠や窓枠、カウンターなどにアクセントカラーを用いる手もあります。
アクセントカラーを上手に活用することで、オリジナリティのある自分達らしい空間をつくり上げられるでしょう。
□オシャレな家をつくるポイントとは
続いては、カフェのようなオシャレな空間をつくるポイントをご紹介します。
1つ目のポイントは、世界観をイメージすることです。
世界観とは、「柔らかなイメージ」「すっきりとした爽やかなイメージ」「落ち着いたダークトーンのイメージ」などざっくりとしたイメージのことです。
これからどのような雰囲気の家にしたいのかを考えてみて、それに合うイメージを言語化してみましょう。
世界観が定まっていないと、方向性が決まりません。
内容やインテリア選びで基準を持てず悩んでしまうので、世界観を最初に決めるようにしてみてください。
2つ目のポイントは、雑貨を活かして収納計画を立てることです。
オシャレな空間にするためには、ディスプレイを充実させると良いです。
しかし、ただ飾れば良いというわけではなく、収納とのバランスをとる必要があるでしょう。
日用品などは片付けられるよう、どこに収納をつくるのか、何を片付けるのかといった計画を立ててください。
3つ目のポイントは、こだわることです。
やはり内装や家具選びにこだわることは、大切なポイントとなります。
デザインももちろんですが、素材にもこだわることで、ワンランク上のオシャレな空間をつくり上げられます。
□造作家具とは
最後に造作家具についてご紹介します。
一般的に家具というと、インテリアショップや家具屋さんで購入できる既製品の家具を想像されるかと思います。
それと比べて、造作家具とは、一点一点オリジナルでつくられる家具のことを指します。
色やサイズ、素材やデザインなどをお客様の希望に沿ってつくられるものです。
本棚や食器棚、テーブルや洗面台など基本的にどのようなものでも造作家具としてつくれます。
インテリアにこだわりを持ちたい方は、造作家具を採用すると良いでしょう。
自由度が高く、こだわりを詰め込んだインテリアになります。
木の素材感を出した住宅とも相性が良いので、世界観を合わせられます。
ぜひ検討してみてください。
□まとめ
この記事では、家づくりにおけるインテリアについてご説明しました。
インテリアコーディネートには、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーというものがありました。
配色に気を使ったり、世界観を守ったりすることがオシャレな空間作りのポイントです。
ぜひ参考にしてみてください。