土地なしで注文住宅を建てる場合の流れは？3つのコツもご紹介

土地なしで注文住宅を建てられる方はいらっしゃいませんか。
土地なしの場合は、土地を探すプロセスが必要になります。
そこで今回は、土地なしの注文住宅の流れと土地探しのコツをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

1. □土地なしで注文住宅を建てる場合の流れ
2. □土地探しのコツ3つをご紹介
3. □まとめ

□土地なしで注文住宅を建てる場合の流れ

まずは、土地や建物の予算を検討しましょう。
土地ありの場合との大きな違いは、予算を考える際に土地の費用も考える必要があるということです。
土地の購入費用を併せてどれくらいの予算になるか考えましょう。

一般的に住宅を建てる場合は、住宅ローンの借入金額と自己資金で支払いを行います。
住宅ローンでどれくらい借りられるかは、現在の貯蓄や収入をもとに金融機関のホームページなどから確認できます。
ぜひ利用してみてください。

次に住宅のイメージづくりをします。
住宅の間取り・外観・構造・階数・設備などを意識すると、イメージづくりがしやすくなるでしょう。
具体的には、3階建てにしてゆったりとした間取りにするのか、2階建てにしてコンパクトな家にするのかなどです。
どんな暮らしを実現したいか考えると、イメージしやすくなるでしょう。

そして建築会社を探します。
注文住宅の依頼先には3つの種類があり、主な業者には、ハウスメーカー・工務店・設計事務所などがあります。

ハウスメーカーは、材料の流通や建築に関するシステムが構築されているため、工期が短いという特徴があります。
工務店は、建築先の住所から近い業者を選ぶのが一般的です。
設計事務所は、コストが高くなる傾向にありますが、洗練されたデザインの家づくりができたり、希望に応じたオンリーワンの家を建てたりできます。

会社を探したら、注文住宅を建てる土地を探しましょう。
土地の価格はエリアによって相場が大きく異なります。
まずは、設定した予算に見合う場所で探すと良いでしょう。
大体のエリアが決定したら、駅からの近さや施設の充実さなどのその他条件を見ます。

当社では土地探しのサポートをしております。
土地探しでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

土地も決定できたら、間取りの提案と住宅ローンの事前審査を行います。
希望している住宅の間取りがあっても、土地の形や広さによっては対応できないことがあります。
打ち合わせを重ねて、可能な範囲で理想を最大限叶えられるものにします。

ローンの事前審査の申し込みが完了したら、土地を決定し売買契約を結びます。
手付金を支払うことになるので、これまでに自己資金の準備をしておきましょう。

そして建築会社と契約して工事のプランを決めます。
しっかりと希望が反映されるように、入念に話のすり合わせを行うことが大切です。

具体的なプランが決まったら、工事請負契約の締結と住宅ローンの本審査を行います。
問題がなければ、住宅ローンを利用することができるでしょう。

そしてついに建築をおこなっていきます。
大体3ヶ月から6ヶ月ほどかかることが多いです。
完成したら、汚れや傷などがないかチェックします。
問題がなかったら、建物の引き渡しです。

□土地探しのコツ3つをご紹介

続いては、土地探しのコツを3つご紹介します。

1つ目のコツは、建物の詳細を詰めながら土地を探すことです。
土地探しをしてから注文住宅を検討するのは、効率的ではありません。
できることなら、土地探しをしながら建物の詳細も決めていかれると良いです。
その理由としては、希望する土地が見つかったとしても、予算が合わなかったり、建物の面積が取れなかったりする可能性があるためです。

同時に進めていくことで、予算配分のバランスを考えられます。
つまり、希望の建物が建てられるか都度確認しながら土地探しを進められるのです。

2つ目のコツは、土地探しを始める前に資金計画を練ることです。
土地探しを始める前に、土地にかかる金額を明確にして資金計画を立てましょう。
土地から探す場合は、予算を超えてしまうケースがあります。
例えば、土地の金額が予想よりも高くなったり、想定外の工事や手数料が必要になったりすることが考えられます。

3つ目のコツは、希望条件の優先順位を決めて探すことです。
まずは、希望条件を洗い出してみましょう。
そしてそれらに優先順位をつけます。
優先順位をつけることで、妥協できる点を洗い出せるようになります。

通常、希望条件を全て満たした土地は見つからないことが多いです。
悩んでいると良い条件の土地からすぐに売れてしまうでしょう。
優先順位を整理しておくことで、悩んだ時も判断基準が明確になり、スムーズに土地探しが行えます。

注意点としては、追加工事が必要な土地かどうか知っておくことです。
土地によっては追加工事が必要になるケースがあるでしょう。
予算以外の費用が必要になってくるので、しっかりと確認しておきましょう。