• コラム

2016.08.01

地震と建物《3》熊本地震の特徴と今後の取り組み

 

前回は、アリアンスの建物・考え方をお話いたしましたが、

3回目の今回は、これからのアリアンスの取り組みについてお話すると共に、

オプションとして設置をオススメしたいものを紹介いたします。

 

熊本地震で特徴的だったのが、震度7クラスが2回続けて起こったという事でしょう。

大きな地震の前に「前震」と呼ばれる予兆のような地震が起きることがあります。この「前震」という言葉を初めて聞いた方、知った方も多いと思います。

それだけ想定外の出来事だったと言う事ですが、アリアンスとしても、今迄以上に想定外の出来事にも対応できる家をご提供する義務があると考えます。

 

やはり耐震・強度の優れたアリアンスの建物が「地震に影響を受けないで性能を維持する」という事を考えると必然的に「制震」という結論に至る訳ですが、

この「制震」。。。実はアリアンスとしては理に適っていない!と考えてきました。

 

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理由は、制震ダンパーは左右の揺れは吸収しますが、規則正しく左右に揺れる地震など体験した事がないからです。

様々な方向に、不規則に揺れるのが地震です。それに対して思う様に威力を発揮できないのが制震ダンパーだと考えているからです。

そんな中、もっと良い物がないのか?と色々調べる中で、これなら行ける!という物に出会ってしまいました。

 

 

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残念ながらオプションにはなってしまいますが、

アリアンスが選んだのは、大学教授と建築士が共同開発し、ヤマハモーターハイドロリックシステム(株)が製造する「ダイナコンティ」という商品です!

ODM ダイナコンティ:http://www.odm-inc.jp/

やはりダンパーを知り尽くした、車両関連メーカーヤマハが鋭意を終結した制震ダンパー。物が違います。

小さな揺れから大地震まで、様々な方向からの揺れをコントロールして、建物の揺れを軽減してくれます。

 

シリアルナンバーで個別管理され、設置後はメンテナンスフリーの10年保証付き。

 

オプション(2022年以降)にはなりますが、この製品であれば免れる事のできない地震災害に備え「減災」効果を目指し、

求められる「災害後の生活継続」維持に役立つと考えました。

 

3回に渡ってアリアンスの建物と地震についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

より詳しいお話は、直接お伝えさせていただきますので、ぜひ見学会や特別案内会へお越しください。

 

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