• コラム

2020.04.26

新築に吹き抜けを取り入れたい方によく聞かれる質問2選

「新築は思い切って吹き抜けにしたい」
このように吹き抜けに憧れている方はいませんか。
開放的な空間でリラックスしながら家族との時間を過ごす。
まさに最高のひと時ですよね。
今回はそんな「新築に吹き抜けを取り入れたい方」によく聞かれる質問2選をまとめました。

 

□まず悪い吹き抜けの例


 

開放的な空間って憧れますよね。
ただ、そんな吹き抜けも構造や間取りを考え作らないと思わぬ失敗をしてしまうケースがあります。

失敗してしまった吹き抜けの例としてよくあるのが、吹き抜けを作ってみたものの幅も奥行きもなく、ただただ天井が高いだけの吹き抜けになってしまうケースです。
みなさんはおそらく吹き抜けに対して広いリビングにさらに高さを出し、天窓から目一杯の日光を取り入れたようなイメージを持たれているでしょう。
しかし、そのような吹き抜けを実現するためには、部屋の幅と奥行きをしっかり考えてから吹き抜けを作る必要があります。
幅と奥行きを考慮しない場合、見栄えの悪い吹き抜けを作ることになってしまうかもしれません。

そもそも吹き抜けてれば良いわけではなく、緻密に計算、設計された吹き抜けでないと論外です。

 

□吹き抜けでよく聞かれる質問2選


 

 

*吹き抜け部分の掃除やメンテナンスが大変?

吹き抜けを作ると天井が非常に高くなります。
そのため、もし仮に吹き抜けの天井部分に照明を設置した場合は、その照明が壊れたり電球の取り替えが必要になったりした際に自分たちだけでメンテナンス作業を行うことはかなり大変でしょう。

メンテナンス作業は業者に任せるという手もあります。
しかし、それではメンテナンスのための費用がかさんでしまうためコストの面からあまりおすすめはできません。
出来るだけコストを安く抑えるためには、電球を長持ちするLEDに変えることや、ペンダントライトを少し土台があれば手が届く高さに設置し自分たちでもメンテナンスできるようにすることが主な有効な手段です。

>>アリアンスでは、吹き抜けの天井部分には照明を設置していません。周りの壁や2階廊下部分に設置しています。それでも充分明るい状態を保つことができるのには、照明を上手に使ったテクニックがあるのです。

 

*物置などのスペースがなくならない?

当たり前のことですが、吹き抜けを作るには1階と2階の間にあるしきりを取り払う必要があります。
そのため、吹き抜けにすると本来あるはずだった2階のスペースが無くなってしまうので、その分住宅全体のスペースが制限されることになります。
吹き抜けを作ったはいいものの2階のスペースが少なすぎて物が置けないようなことにならないように気をつけると良いでしょう。

>>アリアンスでは、階段下や玄関どなりに使いやすい収納スペースを設けています。確かにスペース的なデメリットはありますが、それよりも吹き抜けがあることで得られるメリットの方が圧倒的に大きいと考えています。人間の構造上、吹き抜けは明らかに健康を促進してくれるのです。

 

 

 

 

□真の「健康住宅」とは


 

家を建てることは決して安い買い物ではありません。
これからの何十年という長い時を共に過ごし、愛するご家族が疲れを癒す場所にもなることでしょう。
当社は、そんな人生の中での大きな決断を助けるパートナーとしてあり続けたいと考えております。
そのため、当社は様々なデザインを用意するだけでなく、建築医学や人間工学といった専門的な観点から住宅の素材から構造、設計まで抜かりのないクオリティを追求し、ご家族が長い間安心して暮らせる家創りを心がけております。

また、当社の仕事は家を建て、それで終わりではありません。
もしものことがあった時、家を建てた後も継続したお手伝いができるように当社は1年、3年、5年、10年単位でそれぞれ継続的なサポートプランを準備させていただいております。
家創りだけでなく、その後の暮らしまで良質なものを提供することこそが、私たちが掲げる真の「健康住宅」であると考えております。

 

□まとめ


 

吹き抜け空間は開放的で清々しいイメージがありますが、思わぬところに注意すべき点が隠れています。
ただし、そんなデメリットも対策できます。
皆さんもしっかりと注意点を理解し、より満足のできる住宅を目指しましょう。
吹き抜けを検討される際はこちらの記事を参考にしていただけると幸いです。