• コラム

2021.03.29

収納の「失敗事例」から学ぶ「ポイント」|富士市で注文住宅をお考えの方へ

住宅の購入で大切なポイントの一つに 「収納」がありますよね。
収納の設備がきちんと整っていないとせっかく購入した家がもので溢れてしまうでしょう。
そこで今回は、注文住宅における「収納の失敗事例」に触れながら「収納のポイント」にについて解説しました。

現在注文住宅の購入をお考えの方はぜひご一読ください!!

 

□収納で失敗した事例を紹介


 

はじめに収納に関する失敗事例を紹介します。
失敗事例を把握しておくことで、実際にご自身の住宅を購入される際に失敗を防げるでしょう。

 

1つ目の失敗事例は、キッチンに関するものです。
キッチンには食器や食料だけでなく家電製品も多いですよね。
したがって、多くの量を収納できる設備が必要です。
ご自身が想定しているよりも収納するべきものが多くなり、食器が収納できなくなってしまったという失敗事例は意外と多いです。

また、キッチンびには毎日利用するものと、毎日は利用しない物が混在していますよね。
例えば、フライパンや包丁などの基本的な調理道具は毎日利用します。
一方で、お菓子作りの器具などは、なかなか使わないでしょう。
毎日利用するものはできるだけ出し入れしやすいように配置しておくことが大切です。
収納は十分あるけれど使い勝手がいまいちよくないという失敗も見られます。

 

2つ目の失敗事例は、ウォークインクローゼットに関する失敗です。
ウォークインクローゼットに憧れを抱いている方は多いのではないでしょうか。
確かに衣服を全て収納できるウォークインクローゼットは便利です。
しかし、設置場所や換気システムに気をつけないとカビが生えたり、洋服が痛んでしまったりする結果に陥る可能性があります。

 

3つ目は、玄関収納に関する失敗です。
玄関も靴や傘など意外と収納したいものが多い場所です。
しかし、玄関の収納についてあまり考えられていないと想定よりも収納が少なくなってしまうケースがあります。
玄関においておくと楽になるようなものを他の場所に収納するのは不便ですよね。
玄関に何があると良いのか、や、玄関においておくことで便利になりそうなものをリストアップしておき、それらをきちんと収納できるような設備を取り入れましょう。

 

4つ目は、壁面収納に関するポイントです。
壁面収納は見せる収納ができるので、趣味で集めた小物などを飾るには便利です。
しかし、掃除がしにくくてホコリが溜まってしまうようになったという失敗事例もあります。
収納する場所も掃除が必要なので掃除のしやすさも考慮しておくことをおすすめします。

 

□収納で失敗しないためのポイントを紹介


続いて、収納で失敗しないためのポイントを紹介します。
基本的なポイントを押さえておくことで失敗のリスクを減らせるでしょう。

 

1つ目のポイントは、収納スペースをできるだけまとめることです。
各部屋につき収納を1つずつ設置しても良いですが、それだけではなくまとめて収納できるスペースを作っておくことも忘れないようにしてください。
仕切りや壁が増えていくとコストはかさんでしまいますし、何がどこに収納されていたのかで迷う失敗を防げます。

また、造作家具を利用するシーンも考えるようにしてください。
造作家具は、建物と合わせて作れる家具なのでスッキリとした空間にできますが、その分移動できないというデメリットがあります。
収納に関しても、始めから設置しておく方が良いのか、あとで付け足す方が良いのかというの観点から考えることも忘れないようにしてください。

 

2つ目のポイントは、デッドスペースを活用できるようにすることです。
注文住宅はご自身の理想を再現できることがメリットですよね。
しかし、細かく設計したとしてもデッドスペースは意外とできてしまいます。
デッドスペースはできるだけ減らしたいですよね。
業者の方と相談しながら、デッドスペースがどこにできそうか、そこを収納として活用できないか、を考えてみることをおすすめします。

 

3つ目のポイントは、実際の生活を具体的にイメージしながら収納を作成することです。
実際の生活がイメージできていないと、暮らしはじめてから不便だと感じるようになったり、不満が出てきたりします。
収納は移動できないタイプのものが多いですし、一度設計してしまうと修正に時間がかかるケースが多いです。
収納を考え始める段階から具体的にどのような生活になりそうかをイメージし、それに合わせた収納設備を整えると良いでしょう。
現在お住まいの住宅の収納に関する不満点や、付け足したい設備、満足している設備をリストアップしておくことをおすすめします。

 

4つ目のポイントは、他の方のアドバイスを聞くことです。
ご自身では気がつかないポイントも他の方であれば気付く可能性がありますよね。
親戚や施工業者の方の意見も聞いておくとさまざまな角度からの意見がもらえるので失敗しにくいでしょう。

 

□まとめ


今回は、注文住宅の収納に関して、収納における失敗事例と収納に関するポイントに分けて紹介しました。
本記事を通して収納について理解していただけたでしょうか。
注文住宅の購入を検討している方に本記事を参考にしていただけたら幸いです。