- コラム
2021.08.05
長持ちする家に住もう!住宅の耐久性を決める3つの要素とは?
住宅を新築で建てる際は、もちろん耐久性を意識したいですよね。
一口に「耐久性」といっても「構造」「間取り」「建具」「湿気」「断熱材」「メンテナンスのしやすさ」などなど…
様々な要素が絡み合っていて、あげたらキリがありません。!
本記事では、耐久性に関する要素の解説と、弊社が採用している仕様についてご紹介いたします!!
富士市周辺で注文住宅をお考えの方は特に必見です。
□日本の住宅の平均寿命やその理由を解説!
皆さんは日本で建てられている住宅の平均寿命をご存知でしょうか。
実は、木造住宅の平均寿命は30年ほどと言われています。
しかし、中には80年ほどの耐久性がある場合もあります。
では、他の材質でつくられた住宅はどうでしょうか。
鉄骨構造だと30〜60年ほど、鉄筋コンクリートだと40〜90年ほど持ちます。
ここからは、日本の木造住宅の寿命が短い理由をご紹介します。
1つ目の理由は、住宅の質よりも量が重視されてきたためです。
一昔前までは、住宅の質にこだわっているものは少なく、とりあえず住めれば良いと考えられていました。
そのため、耐震性や耐久性が低い建材や構造が採用されていたのです。
2つ目の理由は、間取りの変更が難しく、解体を余儀なくされているためです。
特に高度経済成長期に建てられた住宅は、将来間取りの変更が難しいものが多かったようです。
それにより、家族構成の変化で水回りをはじめ間取りを変更したい場合でも、それが難しい状況が発生しました。
リフォームが難しいとなると解体して建て替えるしかないので、結果として住宅の寿命が短くなってしまいます。
以上の2つが日本の住宅の寿命が短い要因になっています。
つまり、質を重視して、将来の間取りの自由度を上げられれば、住宅の寿命は伸びるということですね。
□住宅の耐久性を決める抑えるべき3つの要素!
住宅の耐久性を高める必要があるのは知っているけれど、具体的にどこを意識すれば良いかわからないという方は多いと思います。
ここでは、耐久性に関わる3つの要素を見ていきましょう。
1つ目は、構造と間取りを丁寧にプランニングすることです。
耐久性を高めるためのベースとなるのが、耐久性の高い建材や構造を採用することです。
また、長く住むことを考えて間取りを決めておくことも非常に大切です。
これらは、上記で寿命を伸ばすために大切なこととしてご紹介した通りですね。
また、気候や土地環境に合った住宅を建てることも大切なことです。
つまり、耐久性の条件はそれぞれの住宅によっても異なることがあるということですね。
2つ目は、断熱材にこだわり、湿気の対応を考えることです。
実は、壁の中にも湿気がたまるとご存知でしょうか。
雨漏りや結露によって、床下や壁の中に湿気がたまってしまうことがあるのですが、それが壁内部の腐食につながります。
対策として「断熱材」をしっかりと検討すると良いでしょう。
3つ目は、メンテナンスが大事であることです。
たとえ住宅に不具合が発生しても、定期的にメンテナンスしていれば早期発見・修繕ができますよね。
それにより、建物の耐久性を高められるのです。
家を建てる前にその会社のメンテナンス頻度や内容をしっかりと確認しましょう!
□弊社の住宅の特徴を耐久性の視点からご紹介!
ここまで、日本の住宅の寿命が短いと言われる理由や、耐久性を決める3つの要素についてご紹介しました。
ここでは、その中でも上記でご紹介した「湿気」についてお話しします。
弊社では、壁内の湿気を逃す工法を採用しております。
壁の通気工法と呼ばれるもので、面材と外壁の間には空気が抜けるようになっています。
それにより、壁内を乾燥した状態に保てるのです。
壁の通気工法以外にも、耐久性を高める工法を採用しているので、ここで少しご紹介します。
弊社では、床下を効率良く換気するためにキソパッキング工法をとっております。
基礎の強度を変えることなく採用できるのもこの工法の特徴です。
また、アイシネンという断熱材を使用しているのも特徴です。
これは、当社が標準装備している高性能な断熱材で、アラスカのような寒い地域でも採用されています。
この断熱材は、水分を排出する特性があります。
そのため、たとえ壁内部に結露ができても断熱材が水分を吸収する心配はありません。
その他にも、ノボパンという構造用面材を使用しております。
これは、弊社独自のWストロング工法に採用されていて、風に触れると水分を外部に排出する特徴を持ちます。
壁内通気性を良くする工法と一緒に使われているので、さらに効果を発揮しますね。
このように弊社では、住宅の耐久性を高めるために大切な湿気対策をしっかり施した住宅を提供しております。
長く住む住宅ですので、新築の時から耐久性にこだわりたい方は多いと思います。
そのような方は、長く住める住宅を弊社で一緒に実現しましょう。
□まとめ
今回は、住宅の耐久性についてご紹介しました。
日本の住宅は平均寿命が30年ほどと言われていますが、本記事でご紹介した3つの要素を意識することでより長く住めるようになります。
弊社は湿気がたまりにくい工法を採用しており、耐久性の高い住宅を実現できます。
ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。