- コラム
2022.04.29
注文住宅の打ち合わせの期間は?5つの注意点も押さえましょう
注文住宅を建てるためには、多くの打ち合わせを行う必要があります。
正直お客様からすると面倒な作業かもしれませんが、打ち合わせは、家を建てる前に施工会社とお客様の認識を合わせる大切な作業です。
今回はそんな打ち合わせの期間や内容についてまとめてみました!
5つの注意点もご紹介しましたのでぜひ参考にしてみてください!
□打ち合わせの期間はどれくらい?
打ち合わせの期間は、人によって異なります。
回数に関しても、進捗によって大きく変わるでしょう。
住宅にこだわりを詰め込もうと思うほど、打ち合わせの期間は長くなるものです。
その一方で、施工会社に多くを任せるのであれば、その分短くなります。
特に、打ち合わせの中でもプランニングが最も期間が長くなり、回数も多くなります。
一般的に、プランニングの打ち合わせは5回から10回程度です。
この回数を3ヶ月から6ヶ月かけて行うことが多いでしょう。
ただ、いろんなところにこだわる場合は、20回以上を1年ほどかけて行う場合もあります。
プランニング後大体の方向性が決まり、建築が始まったとしても、細かい仕様の確認のために打ち合わせをすることもあります。
また、家が完成した後、建築確認や引き渡しなどのためにも打ち合わせがあります。
1番初めの相談から完成まで、合計で打ち合わせの回数は15回前後となることが多いです。
期間としては、半年から1年程度を見ておくと良いでしょう。
□打ち合わせの流れを押さえておきましょう
続いては、打ち合わせの流れをご紹介します。
打ち合わせの流れは、大まかに着工前と着工後、そして引き渡し前の3つの段階があります。
それぞれの段階で話す内容や決めることが異なります。
まず、着工前は、住宅の間取りや仕様、設備について話し合います。
それらの大まかな家の構造を決めるのに伴い、費用についても話し合います。
どんな家にしたいかやどんな生活を実現させたいかを施工会社に伝えることが大切です。
施工会社はお客様の理想を叶えるために、家づくりをするので、お客様と会社のすり合わせを行う重要な段階でしょう。
この時に大切なことが、絶対に譲れない条件や希望をはっきりと伝えることです。
この段階で方向性が明確になっていれば、その後もイメージの乖離が起きにくく、スムーズに話も進むでしょう。
また、打ち合わせをする際に、家づくりに関する疑問や不明点を書き出しておくことも大切です。
事前に書き出しておいて、初めの段階で聞いてしまいスッキリすると良いでしょう。
予算に関しても、はっきりと伝えることが大切です。
ある程度踏み込んで具体的な金額を提示しておくことで、予想外な金額の見積書になることを避けられます。
微調整程度であれば問題ありませんが、予算を大幅に上回る場合だと大規模な見直しが必要になります。
当社では、基本のプランから最終プランを作り上げるまで、丁寧に打ち合わせをさせていただきます。
また、その間に細部にわたってまでご確認ください。
もし、最終プランまでにご納得いただけないようでしたら、ご納得いただけるまで何度でも打ち合わせをさせていただきます。
着工後、つまり建築中にも打ち合わせを行います。
この段階の打ち合わせ回数は少ないです。
ここでのポイントは、建築が設計通り進んでいるか確認することです。
話し合っていた内容と異なっていたり、修正をしてほしかったりする場合は、この時に伝えましょう。
そして、引き渡し前は、完成した建物の最終確認を兼ねた打ち合わせを行います。
この際に問題がないようでしたら、引き渡しを行い、引っ越しをします。
□打ち合わせの注意点5選とは?
最後に、打ち合わせの際に注意していただきたいこと5選をご紹介します。
1つ目は、予算の上限を決めておくことです。
家づくりをしていくと、よりグレードの高い設備を取り入れたくなったり、デザインを凝りたくなったりしてしまいます。
しかし、思いのままに希望を叶えていたら、金額がどんどん高くなるでしょう。
想定外の金額にならないように、予算の上限を決めて超えないように注意することが大切です。
2つ目は、事前準備をしっかりとしておくことです。
打ち合わせをする前に、家族でしっかりと話し合いをしておきましょう。
家族みんなの意見を尊重することが大切です。
3つ目は、トラブル対策のために記録を取っておくことです。
打ち合わせにおいて、言った言ってないはトラブルになりやすいです。
記録を取っておくと安心でしょう。
4つ目は、不安な点や疑問点に関しては、はっきりさせておくことです。
打ち合わせの中で生じた不安な気持ちや疑問点は、放置せずに打ち合わせの段階で解決しておきましょう。
5つ目は、打ち合わせに疲れないように気をつけることです。
打ち合わせは、数回で終わるものではなく、長い期間をかけて行うものです。
とても大切な段階なので、疲れてしまわないよう事前準備を入念にしておくことをおすすめします。
□まとめ
今回は、打ち合わせの期間や流れ、注意点についてご紹介しました。
打ち合わせでは、後悔のないようにたくさん話し合うことが大切です。
ご紹介したことをぜひ参考にしてみてください。