• コラム

2022.05.15

注文住宅を建てる方へ!ビルトインガレージをつくる際の5つの注意点とは?

男の憧れ「ビルドインガレージ」!

今回はこれから注文住宅を建てる予定の方で、ビルトインガレージをつくりたいとお考えの方向けの記事を書いてみました。

ビルトインガレージは多様な使い方ができ、車好きにはたまらない最高の空間です。

車好きの方でなくても、家にガレージがあると生活の幅も広がります。

しかし「重要な5つの注意点」を意識しないと非常に使いづらい住宅になるのもまた事実です。

ビルドインガレージをご検討の方はぜひご一読ください!

 

□ビルトインガレージとは?


 

そもそもビルトインガレージとは何のことを指すのでしょうか。
ビルトインガレージのご紹介からしていきます。

 

ビルトインガレージとは、その名の通りガレージの一種です。
家の敷地内に駐車スペースを設ける際に、家の暮らしている居住スペースとは別で建てるガレージやカーポートを設置するガレージなどがあります。
それらとは区別して、ビルトインガレージというものがあります。
これは、車を駐車するスペースを建物の一部に組み込み、シャッターやドアなどを設置して家と一体化させたものです。

ビルトインガレージというと、アメリカやカナダなどの海外の家に多いイメージを持たれている方もいらっしゃるでしょう。
ただ、日本でも人気があります。
その主な理由としては、家の敷地が狭いことから駐車スペースを家と一体化させるためです。

 

また、ビルトインガレージは車好きな人にも人気があります。
屋内から愛車を眺めたり、メンテナンスをしたりするのに適しているでしょう。

 

□ビルトインガレージのメリットとデメリットをご紹介!


続いては、ビルトインガレージのメリットとデメリットをご紹介します。

 

まずはメリットです。

1つ目のメリットは、家の敷地面積が狭くても設置できるということです。
居住するスペースと別で駐車するスペースを確保する必要がないです。
ビルトインガレージの場合は、居住するスペースの下に駐車スペースを設けることが一般的です。

 

2つ目のメリットは、2階にリビングをつくりやすいということです。
1階の空間は駐車場になるため、リビングを2階にすることが多いです。
2階にリビングをつくることで、見晴らしがよくなったり、採光がしやすくなるというメリットもあります。

 

3つ目は、ガレージの中に出入り口を設けることで、雨が降っていても濡れずに出入りできることです。
お子さんがいらっしゃる家庭や共働きで週末にたくさん買い物をする家庭は、雨が降っていると大変な思いをすると思います。
ガレージと家のドアが離れていたら、お子さんや荷物を持ったまま、雨の中を移動する必要があるでしょう。
しかし、ビルトインガレージで内部にドアを設置すれば、雨に濡れることなく出入りが可能です。

 

4つ目は、ガレージを色々な方法で活用できることです。
ビルトインガレージは趣味部屋として使われることも多くあります。
例えば、自転車が趣味の方であれば、自転車をメンテナンスする場所として使えますし、書斎としても使えます。
ご自身の考え方次第で、活用方法は無限にあるでしょう。

 

次にデメリットをご紹介します。

1つ目のデメリットは、1階に居住空間を設けにくいということです。
ビルトインガレージをつくると、リビングは2階になることが多いです。
そのため、いちいち階段を上がってリビングに行く必要があります。

 

2つ目は、エンジン音やシャッター音に注意が必要なことです。
家の一部としてガレージを組み込むため、エンジン音が比較的聞こえやすくなってしまいます。

 

また、ビルトインガレージをつくる上で、家の頑丈さが重要になります。
当社では、Wストロング工法を採用して頑丈な家をつくっておりますので、ご安心なさってください。

 

□ビルトインガレージをつくる際の注意点とは?


 

最後にビルトインガレージをつくる際の注意点を5つご紹介します。

 

1つ目は、費用を抑えるための工夫をすることです。
ビルトインガレージをつくると、費用が高くなってしまうことがあります。
しかし、工夫をすることで費用を抑えられるでしょう。
例えば、間取りをシンプルにしたり、オプションを削ったりです。

 

2つ目は、固定資産税を抑えられるような設計にすることです。
固定資産税を抑えるためには、ガレージの面積を家の総面積の5分の1に抑える必要があります。
5分の1にすることで、ガレージは延床面積に換算されません。

 

3つ目は、寝室をガレージから遠いところに設置することです。
ビルトインガレージにすると、エンジン音やシャッター音が聞こえてしまうことがあります。
寝室は離れた位置に設置することがおすすめです。

 

4つ目は、将来的な車選びも考慮することです。
現在はコンパクトな車を1台だけ持っていたとしても、将来的に2台欲しくなる可能性もあります。
そのようなことも考慮したうえで、ガレージをつくりましょう。

 

5つ目は、1階にリビングを設置することを検討してみることです。
ビルトインガレージにすると、リビングは2階になることが多いです。
しかし、負担になるかもしれないため1階に設置できないか検討してみることをお勧めします。

 

□まとめ


 

この記事では、ビルトインガレージについて詳しく解説しました。
メリットもあれば、デメリットもあることを押さえておいてください。
設置される場合は、ご紹介した注意点を参考になさってください。