- コラム
2022.06.22
注文住宅の内装デザインは難しい?そのポイントとは
注文住宅の内装デザインを考えることは楽しいですが、理想的なものにするのは意外と難しいです。
内装デザインの何が難しいのでしょうか。
内装の決め方や失敗例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
□内装デザインが難しい理由とは
内装のデザインを決定することは難しいです。
難しい理由としては、4つ挙げられます。
1つ目は、デザインが多すぎることです。
現代では、インターネット上で簡単に手に入れたい情報が手に入るといえるでしょう。
住宅デザインの種類も非常に多様化しています。
地球の反対側のデザインを取り入れたいとお考えの際でも、検索することですぐに実例をみれるでしょう。
デザインの種類が多すぎることは、選択肢が増えて良い反面、決めることを難しくさせています。
例えば、モダンデザインにしようと思っても、モダンデザインの中にナチュラル、ミッドセンチュリー、ラグジュアリー、北欧、アジアンなどど国や時代別にさまざまな種類がありますよ。
2つ目は、家具や家電との相性がわからないということです。
内装デザインを決める段階では、家具や家電が揃っていない可能性もありますよね。
内装デザインに合わせられるものを選ぶことが大切ですが、デザインと合わないものもあるでしょう。
相性もしっかり考えておくことが大切です。
3つ目は、間取りとのバランスが難しいという点です。
内蔵デザインは、単に壁紙のデザインやフローリングの色だけでなく、部屋の形や窓の配置も考える必要があります。
デザイン性だけを重視しても問題がありますし、機能性だけを重視してもオシャレではなくなってしまいますよね。
デザイン性と使い勝手の良さのバランスをうまくとって設計しましょう。
4つ目は、家族で意見が分かれるためです。
内装デザインは注文住宅のなかでも人気のある工程です。
家族全員が好みのデザインを持っていて、それにしたいとお考えの場合もあるでしょう。
家族みんなのお家ですので、できる限り全員の希望を叶えたいですが、デザイン性を考えるとそうもいきません。
家族で話し合いを重ねて納得できる内装デザインを目指しましょう。
□内装の決め方をご紹介
続いては、内装の決め方をご紹介します。
まずは、全体のテイストを決めましょう。
テイストとは、家のテーマや理想のイメージのことを指します。
例えば、ナチュラルテイストやモダンテイスト、北欧風テイストなどです。
その中から、まずはメインテーマとなるものを決めましょう。
テイストが決まったら、インテリアや設備を決めていくことがおすすめです。
統一感のあるコーディネートにするためには、雑誌やインターネットなどを参考にして決められると良いですよ。
次に、主に使用するカラーを決めます。
テイストが決定したら、実際に使用したいカラーを決めます。
カラーによって大きく印象が変わるので、いろんな事例を見ながらメインのカラーを決めてください。
使用するカラーは、主に3色です。
ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーの3色です。
ベースカラーは部屋全体の70パーセントほど使用して、部屋全体の印象を決める色になります。
メインカラーは全体の25パーセントほどで主役となる色、アクセントカラーは残りの部分で小物や装飾品などに使用する色でしょう。
この色をバランスよく配置することで、まとまった印象のある部屋にできます。
とりあえずバランスの良い3色決めてみましょう。
そして、使用する素材も決めましょう。
内装に使用する素材は、全て同じものを用いても構いません。
複数の材質のものを組み合わせるのも、部屋に奥行きが生まれてメリハリがつきますよ。
上級のオシャレさも演出できるでしょう。
内装に使用される素材は、主にプラスチックや金属、皮や紙、そして布などがあります。
どの素材を使うかによっても、部屋の印象は大きく変わってきます。
こちらもいろんな例を参考にしてください。
ここまで決まったら、全体のイメージを統一します。
それぞれ好きなものベースで決めていったものをまとめる作業をすることが大切です。
例えば、キッチンにシャープでスタイリッシュな雰囲気のステンレスキッチンを取り入れるのであれば、モノトーンなどの無機質なデザインが相性良いでしょう。
ここで、雰囲気が違わないか統一感のあるものになっているか確認してください。
富士市周辺で内装の決め方にお悩みを抱いている場合は、当社までお気軽にご相談くださいね。
□内装での失敗例をご紹介
最後に、内装で失敗した例をご紹介します。
1つ目の失敗は、コンセントが足りなかった例です。
内装でよくある失敗の1つがコンセントについてです。
数の問題もそうですし、位置についての失敗も多いので注意しましょう。
2つ目は、サンプルを見て壁紙を決めたらイメージと違った例です。
サンプルと実際は大きさが全然違いますよ。
できるだけ大きいサンプルや施工例を見られて確認することをおすすめします。
□まとめ
この記事では、内装デザインについてご説明しました。
ご紹介した手順に則って決めてみてください。
また、後悔しないよう失敗例も把握しておきましょう。