- コラム
2022.08.20
注文住宅でキッチンにこだわりたい方必見!選び方のポイント3選とは?
注文住宅を建てられる中で、こだわりたいところはたくさん出てくると思います。
その中でもキッチンにこだわりたい方も多くいらっしゃるでしょう。
この記事では、キッチンの選び方や注意点などをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□キッチン選びのポイント3選とは
1つ目のポイントとしては、家全体の中でのキッチンの位置付けを考えることです。
キッチンは料理をする人にとって1日で過ごす時間がとても長くなる場所です。
家事動線を考慮したり、身長や体型に合わせた配慮をしたりする必要があります。
キッチンを使う人にとって、最も使いやすいキッチンをつくることが重要でしょう。
キッチンの位置付けを考え、間取りを決めます。
間取りには、リビングダイニングと同じ空間にある「オープンキッチン」や、キッチンと他の部屋を分ける「独立式キッチン」、壁などである程度仕切られている「セミオープンキッチン」の3種類があります。
キッチンを家族とコミュニケーションを取る場所としたい場合は、オープンキッチンがおすすめです。
オープンキッチンにすると、リビングダイニングと一体化したワンフロアになるため、明るく開放感のあるキッチンになるのです。
さらに、オープンキッチンにも作業台がリビングダイニング側に向いている対面キッチンと、壁側についている壁付けキッチンの2種類あります。
近年では家族の様子が見れる対面式のオープンキッチンが人気です。
2つ目のポイントは、形状に関してです。
キッチンの形状には、I型、L字型、Ⅱ型、U字型(コの字型)の4種類があります。
I型キッチンは、コンロ、シンク、調理台が横一列になっているものです。
左右の動きだけですみ、洗い物をしているときにもコンロの様子が見やすいことが特徴です。
L字型キッチンは、シンクとコンロが90度に折れて2面につくタイプです。
複数人でも使用しやすいことが特徴です。
Ⅱ型キッチンは、シンクと作業台、コンロと調理台を並列させるキッチンです。
こちらも複数人で作業するのに向いているでしょう。
U型(コの字型)キッチンは、シンクと作業台、コンロがコの字に配置されているものです。
キッチン外周を調理台が囲むような形になります。
これらの特徴を把握した上で、適切なものを選ぶことが大切です。
3つ目のポイントは、収納に関してです。
キッチンの収納といえば、シンク・コンロ下の収納や背面収納、カップボード等の種類があるでしょう。
家族の種類やお皿の枚数など、収納するものの量やキッチン収納をどのように使いたいかによって収納を選ぶことが大切です。
□キッチンづくりする前に知っておくべきこと
続いては、キッチンづくりをする前に知っておくべきことをご紹介します。
まずは、周りのスペースも考えることです。
対面キッチンは家事をしながら家族とコミュニケーションを取れたり、子どもの様子を見たりできるというメリットがあります。
しかし、かなりのスペースを要するというデメリットもあるでしょう。
対面キッチンのせいで通路が狭くて不便とならないように周りのスペースのことも考慮することが必要です。
食洗機選びにも慎重になりましょう。
システムキッチンにするなら大容量ビルトインの食洗器が欲しいと考える方も多いですが、家族構成によってはすぐに使わなくなってしまうこともあります。
そもそも食洗機が必要かどうか吟味する必要があります。
アンペア数についても把握してください。
キッチンは家電を多く使用する場所です。
予想していた以上に家電を使用すると、ブレーカーが落ちてしまいます。
アンペア数は後からでも変更は可能なので、生活を始めてから不都合があれば変更しましょう。
実際キッチンの使いやすさは、使い始めるまでわからないかもしれません。
しかし、せっかくのキッチンで後悔をしないためにも、事前のシミュレーションが大切になります。
□キッチンづくりの注意点とは
最後にキッチンづくりの注意点をご紹介します。
1つ目の注意点は、キッチンの高さに関してです。
キッチンの高さと身長のバランスは実は非常に大切で、キッチンの高さが自分に合っていないと怪我をする可能性が高くなります。
ご自身に合ったキッチンの高さは、身長を2で割って5を足すと求められます。
一度計算してみてください。
その上で、ショールームなどで実際のキッチンに立ってみて確認すると良いでしょう。
2つ目の注意点は、収納に関してです。
収納スペースは多い方がいいというわけではなく、使いやすいかが最も重要です。
無駄な収納を作ってしまわないように、入念に確認しておきましょう。
□まとめ
この記事では、こだわりのキッチンについてご紹介しました。
キッチンにはさまざまな間取りや形状があります。
それぞれの特徴を把握して、どれが最も適しているのか検討されることをお勧めします。
注意点やポイントなどもたくさんあるので、しっかりと情報収集して後悔のないキッチンづくりをしてください。