- コラム
2022.11.27
暮らしに緑を!自然を感じる家で癒しの空間を作ろう!
日本では古くから、山や海に囲まれた暮らしを営んできました。
それゆえか現代では都市化が顕著ななか、自然を感じる家を築き上げ、癒しの空間を作りたいと考える方は決して少なくありません。
今回は、自然に焦点を当てた家づくりについてご紹介します。
都会の喧騒に疲れた方、自然が好みの方は要チェックです。
□自然感じる家といえば自然素材で建てた家
自然素材の家とは、化学物質が含まれる素材を避けて建てられた家のことです。
珪藻土や無垢材、コルク材など素材は様々ですが、自然素材ゆえのメリットを多く享受することができます。
例えば部屋の温度や湿度を調節する効果や、臭いを吸収する効果、虫を寄せ付けない効果など、素材によって快適な環境づくりに貢献してくれます。
何より、自然素材の風味を楽しめるのが大きなメリットですね。
自然素材の家というとメンテナンスが大変、手間がかかるといったイメージがありますが、決してそういうわけではありません。
それぞれにふさわしいメンテナンス方法があるだけで、追加で手間がかかるというわけではないのです。
漆喰の壁は一般的な壁より丈夫で、非常に長持ちしやすいといわれています。
日々のメンテナンスは必要ですが、大きなメンテナンスはあまり必要ないのが自然素材の家の特徴です。
当社でも自然素材の家を「Organic House」としてご提案しております。
しかし、一般的な自然素材の家とは異なり、素材の魅力を活かしたい場所には自然素材を、機能性が求められる部分には金属やコンクリートなどの人工素材を用いるといった、素材の本質を活かして適材適所を実現している点が特徴的です。
暮らし心地を最大限に引き出し、本当に豊かな暮らしについて考えておりますので、ご興味のある方は、お気軽にお問合せください。
□四季で移ろいゆく自然を感じる家
日本には四季があり、移ろいゆく自然を感じられる魅力があります。
家にいても自然を感じられるようにするには、こうした季節の移ろいに気付ける構造であることが大切です。
例えば、庭に直接出ることができるようなウッドデッキはいかがでしょうか。
家の外部と内部の繋がりを作るだけで、樹木や草花の変化、日の長さの移り変わりを感じやすくなります。
大きめの掃き出し窓の部分に設置すれば、第二のリビングのように活用することも可能です。
椅子や机を出して、自然の外の空気を感じながらティータイムを過ごせたら素敵ですよね。
日々の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間が流れる空間を創れるのではないでしょうか。
他にも大きめな窓を設置したり、土間を設けたりなど、より地面に近く、庭との繋がりを感じられる構造にするのがおすすめです。
ただ、ウッドデッキや大きめな窓を設置する際は、周囲の視線をシャットアウトすることを忘れないようにしましょう。
□四季の移ろいを感じられる庭で自然を感じる
新緑が顔を出す春、青々しく濃い自然を感じる夏、紅や黄色に色づく秋、情緒を感じる冬、こうした四季の移ろいを感じられる庭があれば、自然を身近に感じられる家にすることができます。
季節ごと、年ごとに様々な表情を見せてくれる庭を作るには「落葉樹」を植えるのがおすすめです。
落葉樹でおすすめの種類は、カツラ・紅葉・ヤマボウシの3種類です。
・カツラ
カツラは枝が広がりにくく、ハート型の葉っぱで可愛らしい雰囲気があります。
秋になると黄色に色づき、キャラメルのような甘い香りが漂います。
・紅葉
落葉樹の定番といえば紅葉ですよね。
紅葉は和風のイメージがありますが、洋風の庭でも十分に似合います。
・ヤマボウシ
ヤマボウシは夏には白くて綺麗な花をたくさん咲かせ、秋になると赤色に色づきます。
似た種類にアオダモがありますが、比較的安価に手に入りやすいのはヤマボウシです。
これらの落葉樹は冬には葉が落ちてしまうため、掃除の手間がかかります。
しかし、落ち葉を掃除しながら四季の移ろいを感じるのも、また一興ではないでしょうか。
あまり手間がかからない庭にしたい場合は、樹木ではなく、季節を感じられる草花を植えるのがおすすめです。
春はネモフィラ、夏は朝顔やひまわり、秋はコスモス、冬はパンジーなど、花が咲く季節を意識して庭づくりをすれば、彩豊かな庭を作ることができます。
ただ1点、植える時期に配慮が必要なことには注意しましょう。
もちろん最も大切なのは、ご自身が居心地が良いと感じられる庭づくりをすることです。
お好みの樹木や植物を集めて、庭の手入れにかけられる時間を考慮した庭づくりを進めていきましょう。
□まとめ
今回は、自然を感じる家として、自然素材の家とウッドデッキのある家、庭のある家の3つをご紹介しました。
木材の良さを感じたいのか、四季の移ろいを感じたいのかでは、アプローチの仕方が全く異なります。
どのような家にするにしても、まずはどのように自然と触れ合える空間を創り上げたいのかを考えることが大切です。