• コラム

2022.12.20

年間最大8割削減?!太陽光発電の仕組みやメリットを解説!

太陽光という再生可能エネルギーを使用する太陽光発電には、様々なメリットがあります。
その中でもやはり魅力的なのは、光熱費を削減できることですよね。
年間最大8割もの光熱費を削減できるといわれることもあり、これからの社会に必須な設備であることは間違いありません。
最近では省エネ化に向けて国として動き出している部分もあるため、しっかりその仕組みやメリットについて確認しておきましょう。

 

□もう知ってる?太陽光発電の仕組み


 

「太陽光発電」という言葉を耳にするようになってから随分時が経ちました。
街中を歩いていると、太陽光発電を設置した家もちらほら見かけるようになりましたね。
ところでその仕組みについて、あなたはもうご存じでしょうか。

 

簡単に説明すると、太陽光発電は太陽電池に太陽光が当たることで発電しています。
この過程で温室効果ガスを一切排出しないため、非常に環境に優しいと注目を集めているのです。

 

太陽光発電は、太陽電池・アレイ、パワーコンディショナー、接続箱・集電盤からできています。
一般的にソーラーパネルと呼ばれているのは、太陽電池を樹脂や金属枠・強化ガラスなどで保護し、複数個並べて接続したアレイのことです。
太陽電池・アレイで発電できる電気は、家庭用の電気と流れ方が異なるため、パワーコンディショナーで流れを変えて家庭用の電気へと変化させます。
こうして私たちが普段利用している電気に供給されるのです。

 

□太陽光発電のメリット8選


 

太陽光発電のメリットといえば、光熱費の削減や環境に優しいことです。
しかし、まだまだたくさんのメリットがありますので一緒に確認しましょう。

 

1.光熱費を削減できる
何度も申し上げているメリットではありますが、やはり太陽光発電で最も身近に感じられるメリットは光熱費を削減できることですよね。
今まで電力会社から購入していた電気を自家発電できるようになるわけですから、その分光熱費を大きく削減できるようになります。

 

2.電気代が上がっても影響がない
電気料金は年々増加の一途を辿っており、他の水道代や物価も上昇していく中でかなり厳しい現状を抱えています。
多くのご家庭がこの問題に直面する一方で、太陽光発電を設置しているご家庭であればこの影響を受けることはありません。

 

3.余った電気は売電できる
太陽光発電で発電した電気で余った分は、蓄電池に蓄える他に電力会社に売るという選択肢があります。
売電するには申し込みが必要ですが、国が定めたその年の単価で10年間買取が保証されているため、導入しておいて損はありません。

 

4.停電しても電気が使える
太陽光発電を設定しているご家庭では、停電になっても安心して電気が使えます。
メーカーや機種によって操作方法は異なりますが、非常用電源として活用できるため安心です。

 

5.環境に優しい
太陽光発電は、大気汚染の原因となる温室効果ガスを排出しません。
化石燃料を使うこともないため、環境に大きく貢献できます。
太陽光発電協会によれば、年間で230リットルもの石油を削減できるといわれています。

 

6.補助金を使える
地域によっては、太陽光発電を導入することで補助金がもらえるところがあります。
太陽光発電の設置を検討しているのであれば、事前に確認しておきましょう。

 

7.遮熱効果がある
屋根に太陽光発電を設置すると、遮熱効果を得ることができます。
夏場には外からの熱をシャットアウトし、冬場には室内から熱が逃げるのを防いでくれるため、夏は涼しく冬は暖かい暮らしを送れるでしょう。

 

8.蓄電池や電気自動車と連携できる
蓄電池や電気自動車と連携すれば、さらなる効果を発揮できます。
光熱費や燃料費を削減できたり、より環境に優しい暮らしを実現できたりします。

 

当社では、性能にこだわった住宅を建設しています。
「本当に快適な家とは何か」を常に研究しており、太陽光発電を設置した家づくりをご提案しております。
ご興味のある方はぜひお気軽にお問合せください。

 

□太陽光発電に関するよくある質問に回答!


 

Q.太陽光発電の寿命はどれくらい?
太陽光発電の法定耐用年数は17年と定められていますが、実際はそれ以上稼働できることがほとんどです。
メーカーにもよりますが、期待できる寿命は25年から30年程度はあるといわれています。

 

Q.メンテナンスは不要?
太陽光発電はメンテナンスが不要であるという話はよくありますが、実はそれは真実ではありません。
長く太陽光発電を使い続けていくためには、メンテナンスは必須です。
定期的に専門の業者さんに依頼して、点検やメンテナンスを行いましょう。

もちろん費用はかかりますが、売電収入の範囲内で十分にまかなえます。
定期的にメンテナンスをしておけば、経年劣化による修繕や交換を防げるため、総合的な費用は安く済むでしょう。

 

Q.太陽光発電を設置すると税金がかかる?
10キロワット以上の太陽光発電や、屋根材一体型のソーラーパネルを設置していると固定資産税がかかります。
一般的な家庭であれば、4.5キロワット程度の太陽光発電システムで十分のため、屋根材一体型でない限り固定資産税はかかりません。

 

□まとめ


 

太陽光発電には、光熱費削減や環境保全に効果があるだけでなく、売電収入を得られたり、非常時でも電源として活用できたり、遮熱効果を得られたりするメリットがあります。
太陽光発電を導入するには初期費用がかかりますが、ランニングコストを減らせるのに加え、他にも様々なメリットを享受できるというわけです。
あなたもぜひ太陽光発電を検討してみてはいかがでしょうか。