• コラム

2023.01.03

暮らしやすい間取りはライフスタイルから考える!実例アイデア8つご紹介!

家づくりでは間取りを考えることが必須ですが、暮らしやすい間取りはライフスタイルによって決まります。
そのため、雑誌やネットでよく見るような間取りをおもむろに取り入れても、ご家族にとって本当に暮らしやすい家になるとは限りません。
今回は、ライフスタイルから間取りを考えるコツやアイデアをご紹介します。
家づくりで間取りにお悩みの方は必見です。

 

□間取りを考える前にライフスタイルを考える


 

間取りを考える前に、まずはご自身やご家族のライフスタイルについて考えましょう。
ここでは様々なシーンを取り上げますので、重ね合わせながらご覧ください。

 

・子供の育て方
子供の育て方によって、間取りは全く変わってきます。
例えば勉強はリビングでさせるのか、個室で集中させたいのか、子供の数だけ子供部屋を用意するのか、リビング階段で必ず顔を合わせるようにしたいのかなどなど。
挙げたらキリがありませんが、理想とする子供の育て方によって間取りは自由に決められます。
あなたのご家庭は、どのように子供を育てていきたいのでしょうか。

 

・仕事の仕方
コロナが流行したこともあり、最近ではテレワークの導入が進んできています。
それならば仕事に集中できる、書斎のようなワークスペースが必要です。
共働きのご家庭であれば、家事負担の少ない間取りを実現できたら便利ですよね。
あなたのご家庭は、どのように仕事をしていくのでしょうか。

 

・家事への考え方
生きていく限り、家事は必ずやっていかなければなりません。
とはいえ、人には得手不得手や好みがあるものです。
家事の中でもやりたくないことや、苦手なことがあるでしょう。
そのような家事は、間取りによって解消できる可能性があります。
家事に対してどのような思いを抱いているのか、不満点を中心に考えてみましょう。

 

・親との付き合い方
将来、ご両親と同居する予定はありますか?
今は元気でも、年を重ねれば介護が必要になってしまう可能性も否定できません。
同居するのであれば、簡単なリフォームで済むような間取りやプライバシーを確保した間取りにする必要があります。

 

・来客について
あなたのご家庭は来客が多い方でしょうか。
来客が多いのであれば、そもそもゲスト室として1部屋確保しておくと便利です。
生活感を上手に隠せるような間取りにもできれば、安心ですよね。

 

□ライフスタイルに合わせた間取りを考えるコツ2選


 

ライフスタイルからご家族に合う間取りを考える際に、押さえておきたい3つのコツがあります。

 

まず1つ目は、部屋や設備ごとに希望条件を書き出してみることです。
ご家族と話し合いながら、希望条件を全て書き出してみましょう。
例えば「リビングで学習がしたい」「洗面所と脱衣所は別にしたい」「なるべく家事負担を少なくしたい」などです。
今の暮らしで不満を感じている部分にフォーカスすれば、より快適な暮らしの間取りについて考えられます。

 

2つ目は、譲れない条件を決めることです。
先ほど書き出した希望条件に優先順位をつけていきます。
その中でも特に譲れない条件は何でしょうか。
希望条件を全て反映した間取りは実現できないので、絶対に譲れない条件から中心に叶えられる間取りを考えましょう。

 

□ライフスタイルの変化に対応!間取りのアイデア8選


 

1.家事動線を短くシンプルに
どのようなライフスタイルであっても、家事動線は短くシンプルであった方が快適な暮らしに繋がります。
例えばキッチンと洗面所で回遊できるようにしたり、リビングに料理を運ぶまでの動線を短くしたりする間取りが実現できれば、家事負担を軽減できる暮らしを実現できるでしょう。

 

2.老後を考えてバリアフリー
これからもずっとその家で過ごしていくことを考えているのであれば、老後のことを考えて、バリアフリーな住宅にしておくことをおすすめします。
初めからバリアフリーな住宅にしておけば、老後を迎えても安心ですし、追加のリフォーム費用もかかりません。

 

3.間仕切りで間取りを自由自在
間仕切りを活用すると、間取りを自由に変えられるためおすすめです。
例えば子供が2人いるようなご家庭であれば、最初は大きめな部屋1つでも、成長に合わせて簡単に仕切れます。

 

4.階段下のスペースを有効活用
階段下はデッドスペースになりやすい部分ですので、この部分を有効活用してみてはいかがでしょうか。
例えばクローゼットにしたり、掃除用具入れにしたり、はたまたお子様の遊び場にしたりなど、ライフスタイルに合わせて様々な活用ができます。

 

5.リビング横に和室
来客が多いご家庭なのであれば、リビングに和室を設けて生活感を隠しましょう。
和室であれば、ゲストルームとして寝泊まりのためのスペースにもできるので、活用の幅が広がります。
来客以外の時でも、子供の遊び場所やちょっとした休憩スペースとしても大活躍です。

 

6.生活動線を反映した収納
収納はたくさんあれば良いというわけではありません。
使う場所にしまう場所があるように、導線を反映して収納を作りましょう。

 

7.趣味を充実させる
ひとりでひっそりと楽しみたい趣味があるのならば、小さな空間を設けてみてはどうでしょう。
本棚を並べて読書スペース、パソコンを置いてゲームスペースなどなど、集中して取り組みたい趣味を存分に楽しめる空間が1つくらいあっても良いかもしれません。

 

8.対面式キッチンの採用
リビングと向かい合うようにして設置される対面式キッチンは、料理中でもご家族とコミュニケーションが取れる素敵な間取りです。
子供がお手伝いしやすくなったり、料理を運びやすくなったりなど、様々なメリットがあります。
家事をしながらでもコミュニケーションを取りたいとお考えなのであれば、ぜひ一度は検討してみてください。

 

□まとめ


 

今回は、ライフスタイルに合わせた間取りについてご紹介しました。
まずはご家族やご自身のライフスタイルについて考え、将来を見据えてみましょう。
そうすれば、自ずと必要な間取りが浮かんでくるはずです。
当社では一生住み続けられるような家をご提案しております。
ご家族にとって本当に快適な家づくりについて考えておりますので、何かお悩みがありましたらお気軽にご相談ください。