• コラム

2023.01.10

皆の憧れ!開放感のある家を実現するポイントは?実際の間取り4つもご紹介!

「暖かな日が差し込み、心地よい風が吹き抜ける」
「高めの天井で目線がすっと上へと抜ける」
開放感のある家は、時間がゆったりと流れているようなイメージがあります。
皆さんの憧れのマイホームといえば、開放感のある家なのではないでしょうか。
今回は、開放感のある家を実現するポイントをご紹介します。
実際の間取りについても併せてご紹介しますので、ぜひ家づくりの参考にしてください。

□開放感のある家を実現するためのポイント4選


1.間仕切りは少なめに
開放感のある家の条件の1つに、広さがあります。
部屋を広くすれば、当然それだけで開放感のある家になるということです。
しかし、確保できる広さには制限がありますよね。

そこでポイントとなってくるのが、間仕切りです。
例えば、リビングとダイニングを間仕切りで別々にするのではなく、繋げてみたらどうでしょう。
それだけで開放感のある家へと様変わりするはずです。
アイランドキッチンやカウンターキッチンを採用すれば、キッチンにいながらもリビングで遊ぶお子様の様子を見守ることができます。

廊下や階段も間仕切りをなくせば様変わりするはずです。
開放感のある家を実現するならば、なるべく間仕切りは少なめにするようにしましょう。

2.引き戸の活用でプライバシーも確保
開放感のある家で問題となってくるのが、プライバシーについてです。
間仕切りをなくしてどこでも部屋がつながっている状態では、プライバシーは確保できません。
家族でコミュニケーションが取りやすくなるのは大きなメリットですが、それは時と場合によるものですよね。

そのような時のために、引き戸を活用するのがおすすめです。
引き戸であれば開ける幅を自由に調節可能なため、シーンに合わせた活用ができるようになります。

3.吹き抜けで高さを出す
開放感のある家のもう1つの条件に、高さがあります。
天井が高ければ、実際の広さよりも広く見せられるようになるのです。
広さが確保できなさそうな場合は、吹き抜けを使って高さを出しましょう。

吹き抜けに窓を設置すれば採光も確保できますし、リビング階段と組み合わせればコミュニケーションの取りやすい間取りにすることもできます。
開放感を演出するだけでない様々な活用ができるため、一度検討してみても良いかもしれません。

4.窓は大きめに
開放感のある家は、外とのつながりを目立たせることでも実現できます。
要所要所で大きめな窓を設置すれば、日が差し込み、心地よい風が通り抜ける空間をつくり上げることが可能です。

□開放感のある家を建てる時に気をつけたいこと


広さや高さを出せば開放感のある家は実現できますが、闇雲に取り入れてしまえば構造的なトラブルが発生してしまうかもしれません。
開放感のある家を建てる時には、いくつか気をつけておきたいことがあります。

・断熱性を高くする
・耐震性を考慮する
・プライバシーを確保する

大きめの窓や吹き抜けを設置する場合は、しっかりと断熱性を確保する必要があります。
大きな窓や吹き抜けはその特性上、少なからず温熱環境に影響を与えてしまうからです。
断熱性能の高い窓ガラスを採用するなどして、断熱性を確保しましょう。

間仕切りを少なくしたり、天井を高くしたりすることで、耐震性が下がってしまう可能性も否定できません。
しかし、開放感の演出と耐震性の確保の両立は不可能ではないため、しっかりとした構造計画を立てるようにしましょう。

当社では、外からの視線を気にせずに開放的に暮らせる間取りをデザインしております。
断熱性や耐震性にもこだわっているため、安心して開放感のある家を実現可能です。
ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

□開放感のある家の間取り実例4つ


*平家に中庭


平家の中心にロの字型の中庭を設置し、リビングから視線が抜けるデザインを実現した例です。
ロの字型の中庭であれば、外からの視線は気になりません。
いつでも自然の光を取り入れながら、開放感のある家を実現できます。

*勾配天井に大きな窓


勾配天井にして高さを確保し、大きな窓で庭とつながる空間をつくりだした例です。
廊下にも間仕切りを設置しないようにすれば、より開放感を演出できます。
庭の方には植栽や塀をバランスよく設置して、プライバシーを確保することも忘れません。

*リビング階段


リビングの一角に螺旋階段を設置し、上へと視線が抜けるリビングを実現した一例です。
螺旋階段はスケルトン構造にすることで、圧迫感を少なくすることが叶います。

*リビングと和室を隣接


リビングと和室を隣接させ、引き戸を活用してオープンな空間にした例です。
2部屋分の広さで開放感を出しつつも、引き戸を閉めればプライバシーを確保した部屋も実現できます。
和室はくつろぎスペースにしたり、応接間やワークスペースにしたりなど、アイデア次第で様々な用途に活用可能です。

□まとめ


開放感のある家の間取りを実現するには、広さと高さ・外とのつながりを実現することが大切です。
今回ご紹介した間取りの実例を参考に、ご自身のライフスタイルにあった間取りを考えてみてください。
断熱性や耐震性などの構造的な部分には細心の注意を払いましょう。