• コラム

2020.06.12

注文住宅を建てる方へ!日当たりで後悔しないためのコツをご紹介します

 

注文住宅では日当たりで失敗しているご家族が多いことをご存知でしょうか?
例えば一般的に日当たりが良いと言われている「南向き」の土地に家を立てても、隣の建物が邪魔して日当たりが悪くなるといったことも多いです。
今回は、意外と失敗しやすい日当たりについての失敗例と、その対策をご紹介していきます。

 

□注文住宅では日当たりで失敗することが多い


 

注文住宅では日当たりで後悔する人が多いです。
日当たりが悪いと日中でも部屋の中が暗く、洗濯物も乾きにくくなってしまいます。
そのため昼間から電気をつけて洗濯物を乾かし、結局電気代が高くついてしまうというご家庭も少なくありません。

 

また、日当たりが悪いせいで結露が多くなりカビが発生してしまうこともあります。
カビは空気を汚し、呼吸器系に影響を与えます。

 

さらに、日当たりが良すぎて困ることもあります。
例えば、寝室の窓を東向きにしてしまうと、ご家庭によっては朝の日差しが強すぎて、ゆっくり眠れないでしょう。
他にも、日差しが強すぎてテレビに反射して見えないという失敗もあります。

 

□後悔しないためには何をすれば良いのか


 

日当たりを良くするためには、「方角」「周辺状況」「窓の位置」の3点を意識しましょう。

 

●方角について


家を建てようと考えたことがある方ならば一度は「〇〇向きのお家」という言葉を耳にしたことがあると思います。
これは、道路に対してどの方角で接しているのかを示しています。

これから一般論をご紹介しますが、これはあくまでも一般論です。

家がどの方角を向いていても、間取りや窓の設置箇所を工夫すればいくらでも日当たりの良い家を作ることはできます。

それでは、この前提は一旦置いといて、いわゆる一般論をご紹介いたします!

 

・南向き


日当たりは、一般的には「南向き」が良いと言われています。
晴れている日であれば、夕方でも照明を必要がないほどの明るさを確保できるでしょう。
また、一日中明るさを確保できるので、午前中のうちに洗濯物が乾いたり、暖房費が抑えられたりと、多くの恩恵を受けられるのが南向きの特徴です。

 

・東向き、西向き


「東向き」と「西向き」の土地は「南向き」に比べると日当たりを確保できる時間帯は少ないとされています。
特徴は時間帯によって日当たりが良くなるタイミングが異なることです。

東向きであれば、太陽が東から上るので朝日をしっかりと確保できるでしょう。
カーテン越しの朝日で起きたいと考えている人は、ぜひ寝室の東側に窓を設けましょう。
また、夏でも昼前には日陰になるので涼しくなるのが特徴です。
お家にもよりますが、暑い昼間でも扇風機だけで過ごせる場合もあります。

 

西向きのお家は、西日の時間帯が最も日当たりが良くなります。
冬に光熱費を節約したいと考えている方は、西向きのお家を検討してみましょう。
仕事から帰宅すると暖房が必要ないくらいに暖まっていることもあり、特に冷え性のある方に人気が高いです。

 

・北向き


日当たりの良い南向きとは逆に、「北向き」の物件は日当たりが悪くなることで有名です。
ただし、北向きのお家でも一日中真っ暗というわけではありません。
日常的に生活できるくらいの明るさは確保できるので、北向きしか土地がないからといって候補から外す必要はありません。

 

 

●周辺状況について


 

日当たりを良くするためには「周辺状況」も意識しましょう。
先ほど、北向きは日当たりが悪く、南向きだと日当たりが良いと説明しましたが、あくまで周りに他の建物がないと仮定した場合の話です。
実際は、周辺の環境によっては南向きでも暗くなる場合があります。
これに関しては、お家によって状況が異なるので実際に足を運んで確認するしかありません。
実際に自分の目で確かめてみることでわかることもあるはずなので、ぜひ予約をとって見学をしてみましょう。

 

●窓の位置について


 

最後に「窓の位置」です。
窓を選ぶ際によくある誤解が「大きい窓=日当たりが良い」ということです。
先ほども説明したように、実際の環境では周辺に建物が立っていますし、季節、時間帯による日当たりでも全く異なってきます。

もちろん大きい窓に越したことはありません。
しかし、それ以上に窓の位置を工夫することが明るいお家を実現するためには重要であると覚えておきましょう。

 

□弊社は球体設計に基づいて明るい空間を確保します


 

弊社では、太陽高度、光や風の入り方、近隣の環境、動線や視線などを平面ではなく、球体で考え設計しています。
球体で考えることで、日当たりの良くなる時間帯が増えるほか、プライバシーに関してもしっかりと確保できるようになります。

 

多くのご家庭では、外部からの視線が気になるため、カーテンを閉めているご家庭も少なくありません。
しかし、弊社の設計では外部からの視線を気にすることなく快適に生活ができます。

 

□まとめ


 

注文住宅では日当たりを考えることが非常に大切です。
日当たりは特に失敗が多い部分でもあるため、事前に勉強をしておくことはもちろん、実際に足を運んで確認してみるのも良いでしょう。
弊社は富士市で注文住宅の依頼を承っています。
後悔しない家づくりをしたいとお考えの方は、ぜひ弊社まで一度ご連絡ください。